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●●「薬」をテーマに選んだ理由
医療の知識の無い中学生の私たちが「薬」をテーマに選んだ理由は、医療に関するテーマを探していた時に、「薬を正しく使う大切さ」について知り、これをみなさんに伝えたいと思ったからです。 |
▼▲「セルフメディケーション」という考え方
世界保健機関(WHO)は、平成12年に「セルフメディケーションとは自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とし、医薬品使用についてガイドラインを示しました。日本でも厚生労働省がセルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について議論されました。一般用医薬品の使用者である国民が、自己責任の自覚を持つことが求められるということです。
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▼▲「くすり教育」について
文部科学省では、平成17年中央教育審議会の「健やかな体を育む教育の在り方に関する専門部会」を経て、中学校でも平成24年から学習指導要領に「くすり教育」が加わりました。私たち中学生も、薬の適切な使い方を知り、自分自身で判断し行動する能力を養うことを求められています。
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●●私たちはなぜ薬を使うのでしょう。
ここでは「くすりとはどんなものか」について説明します。 |
■人間の自然治癒力
人間には本来持つ「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」があり、病気やけがを自分で乗り切ろうとする力があります。薬はこの自然治癒力を助ける働きをします。
■薬にはどんなものがあるか
私たちは病気やけがをした時に、さまざまな薬を使い治療します。
それは、病院で処方されたり、注射や点滴であったり、薬局で購入したり、と種類も使い方もさまざまです。
●用途や目的に合わせて、薬の種類には次のようなものがあります。 |
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▶口から飲む薬
・錠剤・カプセル剤
・シロップ剤・粉薬
など
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▶皮膚の表面や粘膜などに適用する薬
・軟膏・塗り薬
・消毒剤・点眼剤 など |
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▶皮膚や筋肉、あるいは血管内に直接入れる薬
・点滴・注射 など
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■薬の使い方には決まりがあります
私たちにも身近で便利な「薬」ですが、病院で処方された薬でも、市販され購入した薬でも、使い方には決まりがあり、正しく使わないと体に良くない影響を及ぼすことがあります。
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・薬をジュースで飲んでいる。
・薬を飲んだ後にアルコールを採る。 |
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・家族が医者から処方された薬を飲む。
・薬を飲み忘れる。 |
※このような使い方は誤りです!
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まずは、私たちでもすぐに実践できる、内服薬の正しい飲み方について調べてみました。 |
●●次は薬の正しい飲み方について説明します。 |
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