●●ここでは、みなさんにも身近な「飲み薬」について説明します。 | |||||||||||||
薬の服用時間は、同じ効果であっても、胃腸薬、漢方薬、糖尿病の薬など、種類によって服用時間が異なります。食前、食間、食後にはそれぞれ意味があり、食事によって変化する胃の状態に合わせて決められています。他に寝る前や必要に応じてなど、食事に関係のない場合もあるので、しっかりと処方せんや注意書を読みましょう。
|
|||||||||||||
▶ 寝る前…就寝30分前くらい | |||||||||||||
寝ている間に効果をあらわす薬や、睡眠改善を行う薬など。 | |||||||||||||
▶ 頓服…必要に応じて | |||||||||||||
1回飲むだけで効果が出る薬で、頭痛薬や下痢止め、乗り物酔い薬、解熱剤などがあります。 | |||||||||||||
▲TOPへ移動 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
一般的にのみ薬は、コップ1杯程度(約200cc)の水、またはぬるま湯で飲むように作られています。ぬるま湯か水と一緒に服用しましょう。水無しで飲むと、薬がのどや食道にひっかかり、食道炎や潰瘍を起こすこともあります。 特にカプセルはくっつきやすいので注意が必要です。
●グレープフルーツジュースの場合…一緒に血圧降下薬などを飲むと、薬の分解が抑えられて作用が強く出てしまうことがあります。 ●アルコールの場合…薬と一緒に摂取すると、肝臓はアルコールを優先的に分解しようとするため薬の分解が遅れます。そのため通常よりも高い濃度で血液中に入り、結果として強い作用が出やすくなります。 |
|||||||||||||
▲TOPへ移動 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
1つずつでは問題ない薬でも、薬と薬の飲み合わせ、または薬と食品(飲み物)の食べ合わせによっては、よくない影響が出る組み合わせがあります。この影響を相互作用といい、2種類以上の薬を併用すると作用が強くなったり、反対に効き目が弱くなったりと期待する効果が得られないことをいいます。思わぬ副作用が現れたりするので、充分に注意しなければなりません。
●納豆とワルファリンの場合…納豆に豊富に含まれるビタミンKには血液を固める作用があります。心筋梗塞や脳梗塞で血栓を予防するため血液を固まりにくくするワルファリンを飲んでいる人は薬の効果が弱まる場合があります。 ビタミンKを多く含む食品…納豆、ホウレンソウ、ブロッコリーなど ●牛乳とテトラサイクリン系の抗生物質の場合…牛乳に多く含まれているカルシウムと反応して、吸収率が低下するため薬の効果が弱まる場合があります。 ●タンニン酸を豊富に含む食品(例:濃い緑茶)と鉄剤を一緒に飲むと、鉄剤が吸収されにくくなると言われてきました。しかし最近の研究では、成人に必要な鉄量は1日約1mgですが鉄剤には約100mgの鉄が含まれているので、吸収を阻害するタンニン酸鉄ができても十分に体内に吸収されるため心配はないとされています。 |
|||||||||||||
●●次は薬の効果について説明します。 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
Copyright (C) あなたの飲んでいるクスリは治療薬?毒? All Right Reserved. |
HOME |
薬について |
薬の飲み方 |
薬の効果 |
実証実験 |
英語サイト |
日本語サイト |
全国中学高校 Webコンテストに 参加しています。 |