職場での問題
出世の難しさ
女性管理職を増やそう
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ここでは「出世の難しさ」について説明します。
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セクハラ、パワハラの他にも女性が就職しづらい原因はいくつかあります。どんなものがあると思いますか?
ええと…女性は社長みたいなえらい人になりにくいとかかな?そういえばこの前インターネットで、女性は「カンリショク」や「役員」になるのが大変だって記事を読んだよ。でも、「カンリショク」とか「役員」ってなあに?
そうですね。管理職は簡単に言うと部下を管理する人のことですね。
厚生労働省のデータでは、企業規模を100人以上とした時の役職別管理職に占める女性割合は、25年度で
係長級は14.4%、課長級は7.9%、部長級は4.9%
となっています。詳しくは下の図を見てくださいね!
出典:内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 平成25年版」 (http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-14.html)
ええ、こんなに少ないんだ!
私も昇格して管理職までになるのは難しいかも…。
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女性が働きにくい職場になるのはなぜか?原因その2
女性は実力を認められにくい~管理職の難しさ
管理職とは?
労働現場において、労働者を指揮し、組織の運営に当たる者のこと。
なぜ管理職になれないの?
男性側の意見には例としてこのようなことが挙げられています。
・男性の雰囲気に女性が馴染めない。
・子育てしながら管理職をするのは無理があるのでは。
・いざという時に交渉にいけない。
やっぱり女性に管理職は難しいんですか…?
安心してください!
そのような問題を解決するために政府はある政策を出しているんですよ。
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「2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上」を目指す!
政府はこの目標を達成するためにいくつかの取り組みをしています。
なでしこ銘柄とは?
安倍政権が「成長戦略の中核」とする「女性活躍推進」の取組の一つです。経済産業省が東京証券取引所と共同で、女性活躍推進に優れた企業を選定・発表する事業で2012年度より開始しました。
「なでしこ」は女性を、「銘柄」は企業のことを指します。東証一部上場企業の中から、業種ごとに、女性が働き続けるための環境整備を含め、女性人材の活用を積極的に進めている企業を紹介し、そうした企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。
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これによって
女性の活躍を支援し、管理職にもどんどん登用しようという企業が投資されることで、企業側もまた女性の登用を加速していくことが出来ます。
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「ダイバーシティ経営企業100選」とは?
女性・外国人・高齢者・障がい者を含め、一人一人が能力を最大限に発揮して様々な価値を作ること
に参画していくために、様々な規模・業種の企業における「
ダイバーシティ
経営」(つまり「多様性をもった経営」への積極的な取り組み)を「経済成長に貢献する経営力」として評価し、
ベストプラクティス
として発信することで、ダイバーシティを推進する人々を増やし、広めていくことを目的として、「ダイバーシティ経営企業100選」事業を実施しています。
ダイバーシティ
: 「多様性」のこと。
ベストプラクティス
: ある結果を得るのに最も効率のよい技法、手法、プロセス、活動などのこと。
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これによって
ダイバーシティ経営企業が表彰され取り組みが広く紹介されることで、多様な人材の積極的な活用に向けた動きを加速化させ、同時に女性の雇用、登用も加速化します。
人材の多様化…!これで様々な視点から考えた新商品とか出していけるんじゃないかな。
女性管理職が元から少ないと、新しく入ってくる女性の新人社員の人達も気が引けて、管理職になりたいと思わなくなってしまうんじゃないかな。これらのような政策が、女性管理職を増やすきっかけとなって、私たちが社会人になった時、女性も自信を持って管理職を目指せる社会になっているといいな。
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次は「女性管理職を増やそう」について説明します。
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