エンブレム盗作疑惑について
流れ
〜2014年10月10日正午 | 佐野氏、原画を組織委員会に提出。 |
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2014年11月 | 佐野氏の作品が応募104点の中から選ばれる。 |
商標手続きの中で若干の類似性があるものが見つかり、変更を決定。 |
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7月24日 |
佐野研二郎氏の作品を公表。 |
ベルギーのリエージュ劇場のロゴを制作した同国のデザイン会社が似ているとの指摘。 | |
佐野氏の過去の作品に対しても疑惑が浮上。 |
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8月5日 | 佐野氏が会見し、「盗作との指摘は、まったくの事実無根」と独自性を強調。 |
8月14日 | ベルギーのデザイナーの代理人が、国際オリンピック委員会に対し使用差し止めを求める訴訟を起こしたことを発表。 |
8月28日 | 数々の指摘を受け、原案を公表。 |
「原案がドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルト氏の展覧会のポスターに似ている」 (→佐野氏がその展覧会に行ったとともとれるツイートが見つかっている) 「使用イメージ画像も無断転用の可能性がある」, などの新たな指摘が浮上。 |
9月1日 | 大会組織委員会が佐野氏のデザインの使用中止を発表。 |
ヤン・チヒョルト(1902年—1974年)
上記のヤン・チヒョルト展(外部リンク) で販売された図録
❇ヤン・チヒョルト (Jan tschochold)
看板屋の長男として生まれた、ドイツのタイポグラファー。
またカリグラファーでもあり、カリグラフィーの技術・知識が融合したことで、同世代のタイポグラファーとは全く異なる存在と言える。
モダンデザイン主義者であり、モダンデザインテイストの第一人者である。
ヤン・チヒョルト氏の作ったフォント Waddem Choo
Reproduced from www.identifont.com(外部リンク) , with permission.