局中法度

局中法度(きょくちゅうはっと)とは・・・

新撰組という血気盛んな侍たちが集まる場所で、規律を守らせるために作られた鉄の掟(おきて)である。

しかし、諸説(しょせつ)あるようで・・

局中法度、という言葉が発見されたのは昭和三年に出された「新撰組始末記」によってである。
だがそのあと、局中法度という名前を記録しているものは発見されていない。
新撰組について数々の記録を残した永倉新八(→人物)の「新撰組顚末記(しんせんぐみてんまつき)」には、 局中法度という言葉は出てこない。
しかし、「禁令」という名前のきまりはあり、内容は少し少ない。

「新撰組始末記」を書いた人物が「禁令」を局中法度として書き換えたのかもしれない。

という細かい経緯があったわけだが。
とりあえず、新撰組には、厳しいきまりがあった。ということだけでも覚えていたらいいだろう。


元の文

現代語訳

解説