あるところに日本という国がありました。
日本は、外国と仲良くしていませんでした。
しかし黒船に乗ったペリーさんがやってきて、無理やり開国を迫りました。
→黒船来航(くろふねらいこう)
弱腰の日本はペリーさんの要求を受け入れてしまい、
→日米和親条約
→日米修好通商条約
日本中はパニックになりました。
そんな日本をまとめていた徳川幕府に侍たちの不満が爆発しました。
「徳川幕府には任せていられない、自分たちで国を作ってしまおう」
と侍たちは意気込み、京都にいる日本で一番偉い、天皇のところへ行きました。
侍たちは、天皇とともに新しい国を作り、外国との交流を排除しようと、京都の町で暴れます。
→尊王攘夷(そんのうじょうい)
そんな侍たちを止めるために、幕府が剣の腕に自信のある仕事がない侍たちを集めて警備にあたらせました。
これが、のちに「新撰組」となるのです。
しかし、尊王攘夷派だけでなく、
「天皇つまり朝廷(ちょうてい)(公)と幕府(武)が協力して政治をすればいい」
という考えもありました。
→公武合体(こうぶがったい)
様々な派閥が生まれてくる中で、新撰組はたくさんの事件に関わりました。
しかし、局長である近藤勇の死があり、新撰組は衰退(すいたい)していくのでした。