この原子炉はウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料を本格的に使用した世界初の原子炉です。燃料の大きさは高さ18mm、幅14mmの円柱状(約30g)をしています。減速材に重水を使用。重水は軽水より中性子を吸収しにくいので燃料の使用効率がよくなります。重水はを満たしたタンクの中に一定間隔に垂直に並んだ圧力管がありその中の燃料集合体が冷却材を加熱します。冷却材は燃料集合体の間を上昇する事によって加熱されます。熱せられた湿った蒸気は蒸気ドラムで水蒸気と蒸気に分離されます。蒸気はタービンに送られ発電します。水はそのまま浄化装置へと行き再循環ポンプを通って再び熱せられます。