身近なようで意外と知らないのがコーヒーですね。まずはどんなものなのか学んでいきましょう!
「コーヒーベルト」という単語に聞き覚えがありますか?
コーヒーの木の皮からベルトを作ったものでしょうか?
冗談が過ぎますねぇ(笑)
コーヒーが作られる場所のことを言うのですね!!
ブラジルに次ぐコーヒー生産量第2位の国はなんと我らがアジアにあるのですが、どこだかわかりますか?
インドネシアとか…?
惜しいですね、答えは…ベトナムなのです!
あまりイメージにないのでちょっと意外ですね!
そしてなななんと、まどかさんが答えた、インドネシアも第4位に入っています。 アジアというとお茶のイメージが強いかもしれませんが、近年になってコーヒー生産国として急激に伸びてきているのです。
なぜ北緯25度から南緯25度までのコーヒーベルトにコーヒー生産国が位置しているのでしょうか?
コーヒーは育てるのがとても難しい植物であり、なんと4つもの生育条件を満たした場所でないと育ってくれないからです。
まず1つめの条件の「雨」とは、降水量が年間1800mm~2500mmと特別多くも少なくないところで充分なのですが、必ず必要となるのが、「成長期に雨が多く、収獲期に乾燥している」こと、つまり雨季と乾季がある環境となります。 2つ目の条件は「日当たり」です。 コーヒーは、日光を好む植物にもかかわらず、日当たりが強すぎると元気がなくなってしまう性質の持ち主です そのため、コーヒーの産地では、コーヒーの横に少し背の高い木を植え、日差しを和らげる場合もあります。コーヒーのために日陰を作ってくれるこの背の高い木のことをシェイドツリーと呼びます。 3つ目の条件となるのは、「温度」。温度は、高からず低からず年平均20℃という夏の避暑地のような過ごしやすいところでないとコーヒーは育ちません。 コーヒーは灼熱の中で育つようなイメージがあったのではないでしょうか? 最後の条件は、ズバリ「土質」。土質は肥沃で、水はけが良いことが重要で、かつ少し酸性の土壌のほうがコーヒーにはいいようです。 この4つの条件を満たして遂に育てられるのが私たちの指す「コーヒー」となるのです。
コーヒー豆はコーヒーベルトと呼ばれる熱帯地域で育てられます。 コーヒー豆は育てるのがとても難しい植物であり、「雨」、「日当たり」、「温度」、「土質」という4つの生育条件を満たした場所でないと育ってくれません。