フードロス
いわゆる食品ロスで、食べられるのに捨てられてしまう食品をいいます。ここでは統一してフードロスと呼びます。
農林水産省ホームページより
1/3ルール
賞味期限を1/3ずつに分け、製造から1/3までを納品期限、2/3までを販売期限とした、食品流通業界のルールです。参考
エシカル消費
「エシカル」とは英語でethical「倫理的な」という意味で、法律の縛りはないけれども多くの人が正しいと思うこと、または本来人間が持つ良心から発生した社会的規範を意味します。そこから派生して今では、消費者基本計画より、人や社会、地球環境、地域に配慮した消費行動や考え方を示すようになりました。(一般社団法人エシカル協会、消費者庁より)
ESG投資
SRI(社会的責任投資)とCSR(企業の社会的責任)を発展的に統合した考え方です。頭文字はE(環境、Environment)、S(社会、Social)、G(企業統治・ガバナンス、Governance)をそれぞれ意味します。
企業への投資は短期的ではなく長期的な利益を求めることで、持続可能な国際社会づくりに繋がります。
参考 野村証券
SDGs
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたの後継として、ミレニアム開発目標(MDGs)2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
MDGs
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)は,開発分野における国際社会共通の目標です。2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。
MDGsは,極度の貧困と飢餓の撲滅など,2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ,達成期限となる2015年までに一定の成果をあげました。その内容は後継となる持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)に引きつがれています。
MDSs SDGs 引用 外務省
SP倉庫
ストックポイントの略で、配送のための一時保管を主とする物流の中継基地です。
配送センターと倉庫の中間的な機能を備えた流通拠点です。
デジタル大辞泉
モラルハザード
倫理、道徳観が欠如していることを表す言い方で、「問題が生じても誰かが解決してくれるだろう」という意識のことをいいます。
フードセーフティーネット
食べものを用いた支援の概念であり、
また、緊急時にすぐ食品を確保するための様々な支援の体制・活動の総称を指します。
セカンドハーベストジャパン
サーマルリサイクル
サーマルリサイクルは、廃棄物から熱エネルギーを生み出し、再資源化する方法です。
ゴミを焼却する際に発生する熱を取り込み、冷暖房や温水などの熱源として利用するのもそのうちのひとつです。
奈良県エコプラント
賞味期限
美味しく食べられることを保証する期間です。
消費期限
安全に食べられる期間です。
納品期限
製造日から、卸・小売に出荷できる期限です。
CSR
《corporate social responsibility》収益を上げ配当を維持し、法令を遵守するだけでなく、人権に配慮した適正な雇用・労働条件、消費者への適切な対応、環境問題への配慮、地域社会への貢献を行うなど、企業が市民として果たすべき責任をいいます。企業の社会的責任とも呼ばれます。
デジタル大辞泉
食品リサイクル法
食品の売れ残りや食べ残し、製造・加工・調理の過程において生じたくずなどの食品廃棄物の発生抑制と再生利用のために、食品関連事業者などが取組むべき事項が規定されています。
経済産業省
フードバリューチェーン
今後急速な成長が見込まれる世界の食市場を取り込み、我が国の食産業の海外展開と途上国等の経済成長の実現を図るため、官民が連携して、高品質・健康・安全等の我が国の「強み」を活かしたフードバリューチェーンの構築を進めていくことが重要な課題となっています。
農林水産省
NGO
貧困・飢餓や紛争、環境破壊や災害など世界で起こっているさまざまな課題に、政府や国際機関とは異なる「民間」の立場から、利益を目的とせず取り組む市民団体が、NGO(Non-Governmental Organization)です。
https://www.janic.org/ngo/
もったいない
まだ使えるのに捨てる、無駄にしてしまう、などの時に使います。日本独自の言葉で、和製英語mottainai にもなっています。
食品廃棄物
食べられる食べられないに限らず、すべての食品のごみを指します。
サステイナブル
Sustainable 持続可能な、という意味です。
3R
リデュース(reduce)減らす、リユース(reuse)繰り返し使う、リサイクル(recycle)再資源化、です。
WFP
World Food Programme
国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連の支援機関です。
FAO
国際連合食糧農業機関 - Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
経済・社会・文化・教育・保健等分野において政府間協定によって設立された世界的専門機関のうち、国連総会の承認を受け国連経済社会理事会 Economic and Social Council と連携関係協定を結んだ国連専門機関のひとつです。
農林水産省
国の行政機関の一つで農林、水産、畜産行を主管とします。
ESL製法
ESLとは、Extended Shelf Life(賞味期限の延長を意味する)の頭文字をとった略語です。工場内や充てん機内部の気圧を高めることによって外気汚染を防ぎ、紙パックの殺菌・乾燥を自動で行い充てん工程を経ることにより、従来の製法より賞味期限を延長することができました。ただし、10℃以下での冷蔵保存が必要です。
イシューレイジング
issue=課題(ここではフードロス)を認知してもらうこと。ビジネス用語。
消費者基本計画
:消費者基本法(昭和43年法律第78号)第9条の規定に基づき、政府が消費者政策の計画的な推進を図るための計画です。これまでの縦割り行政の転換の拠点となる消費者庁、消費者委員会創設により、新たなステージに入った消費者政策についての計画を定めたものです。
地産地消
国内の地域で生産された農林水産物(食用に供されるものに限る。)を、その生産された地域内において消費する取組です。食料自給率の向上に加え、直売所や加工の取組などを通じて、6次産業化にもつながるものです。
エコマーク
エコマークは、様々な商品(製品およびサービス)の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。この制度は「自主的で多様な基準に基づいた、第三者の機関によってラベルの使用が認められる制度」とされています。エコマークは日本で唯一のタイプI環境ラベルです。
MSC認証マーク
海のエコラベル、Marine Stewardship Council、海洋管理協議会のことです。海洋の自然環境や水産資源を守って獲られた水産物(シーフード)に与えられる認証エコラベルです。漁獲する漁業の現場はもちろんのこと、水産物の加工・流通の過程でも審査が行なわれます。
FSC認証マーク
環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理のもと生産された原料で製造された製品にFSCロゴをつけ、消費者に選択の機会を与えることで、誰でも世界の森林保全に参加できる仕組みを提供しています。
国際フェアトレード認証
原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て「国際フェアトレード認証製品」として完成品となるまでの各工程で、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)が定めた国際フェアトレード基準が守られていることを証明するラベルです。
GOTS
オーガニック・テキスタイル世界基準の略です。代表的な国際基準策定機関によって、原料の収穫から環境に優しく社会的に責任のある製造を経て、消費者に信頼できる保証を与えるラベリングに到るまで、「繊維製品が正しくオーガニックである」という状況を確保する世界的なルールを定めるために開発されました。
レインフォレスト・アライアンス認証
農業、林業、観光業の事業者が監査を受け、環境・社会・経済面のサステナビリティを義務付けた基準に準拠していると判断されたことを意味します。
循環型社会
有限な資源を効率的に利用するとともに再生産を行って、持続可能な形で循環させながら利用していく社会のこと。
|