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日本人の国民性から考える


 国によってその働き方が違うのは当然のことです。では、なぜ国によって働き方に違いが出てくるのでしょう。その要因として「国民性」があげられると考えます。一般によく知られているものもありますが、改めてここで考えてみましょう。

1.内気で気を遣う温厚な性格



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 ミーティングで、ある意見を決めるとき自分はその意見に反対なのだが、多くの人は賛成している状態。結局、多数派(賛成派)の目を怖がって自分の考えを隠して賛成してしまった。 イメージ画像

 この例のように、日本人の多くはできるだけ周りから目立たないようにしようとします。それは、もし目立ってしまったら妬みや嫉みの感情を持たれてしまったり反感を買われるかもしれないと思うからです。本音と建て前が矛盾してしまいがちなので、仕事の際には、相手の表面上の気持ちだけでなく、本当の気持ちを考える必要が出てきてしまいます。

 世界に目を向けてみると、目立つ発言を嫌うどころか、よく発言したり質問したりすることが良いという風潮が見られます。日本では、講義の終わりなどに質問をする人はごく一部です。前述のような目立つのを怖がったり周りの空気を壊してしまうことを恐れるからです。対して、海外では講義の終わりには質問が殺到するという話を耳にします。
 日本国内だけの話であればいいかもしれませんが、グローバル社会の今、そういうわけにはいきません。



2.細かいこだわりがあり、プライドが高い

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 時間に1分でも遅刻したら怒られてしまう。そのとき、自分だけ怒られちゃうのは嫌だなあ。 イメージ画像
 この例は、時間などにとても細かく几帳面な日本人の一面と、周りと自分を比較して常に優位に立ちたいというプライドの高い日本人の一面が表れています。特に、自分と比較してしまいがちなことは、自分の意見を気にすることにもつながってきます。

2.まじめで丁寧

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 家族との時間が欲しくても、仕事の締め切りがあるから残業したり家に持ち帰ったりしてでも、絶対に終わらせようとする。 イメージ画像
 日本はもともと男性が働き、女性が家事を行うといった生活が主流でした。ですから、特に男性に多いのですが、プライベートの 時間を削ってまで仕事に打ち込む熱心な方が多いようです。
また、仕事に熱中することで、サービスの質というのは世界から見ても高いようです。
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