はじめに : リスクマンとは
リスクマンとは
正しい知識よりも間違った知識が広がってしまい、安全なものを危険だとみなしたり、逆に危険があるものを安全だとみなしてしまったりしてしまうことがあります。そのような間違った知識は人々の健康を脅かしかねません。
この世に完璧に安全だと言えるものはありません。ものには必ずリスクが伴います。安全で安心な生活を送るには、リスクをいかに小さくするかが鍵になります。リスクをマネジメントし、それと上手に付き合うことが大切なのです。
そこで誕生したのが「リスクマン(risk management)」です。
リスクマンの仕事は、人々が誤解をしている部分を論理的に説明し、正しい知識を広めていくことです。彼らは、人々が正しい知識をもとに自分で考え、楽しい人生を送れることを願っています。
今回このページでは農薬を取り上げ、「農薬は商品をたくさん売るために使われており、人の体に害を及ぼすものだ」という認識に対する私たちなりの答えを提案します。
活動記録
チーム結成
農業に関する問題に興味のある2年生の4名でチームを組んだ。
テーマ決め
農業という大きな分野から、テーマを絞るために話し合った。農薬をテーマにして科学的に分析していこうと決まった。
また、役割分担は1名が情報収集、1名が文章作成、2名がHTML作成となった。
Webコンテストへの申し込み
リーダーが申し込みを行った。
取材アポ
お茶の水女子大学 基幹研究院 自然科学系 教授の村田容常先生に取材アポを入れ、8月2日に伺うことになった。
フィールドワーク
お茶の水女子大学 村田先生に4人で取材させていただいた。
資料研究
農薬や食に関する本を図書館で借り、論文作成のための情報収集を行った。
Asia Youth Leaders
メンバーの1人がイオン1%クラブ主催のasia youth leadersに参加した。
アジア9カ国の高校生が集まり、食と健康についてディスカッションやプレゼンテーションを行った。
論文作成
今までの探究活動をもとに論文を作成した。農薬を環境問題と結びつけて考えた。
論文提出
中央大学主催、第19回高校生地球環境論文に「農薬との向き合い方を考える」という題の論文を応募した。
論文の展示
高校の文化祭で、作成した論文を展示した。
先輩のお話を聞く
Webコンテストの経験者である先輩にお越しいただき、探究活動に関するアドバイスをいただいた。
・アンケート実施
農薬に対するイメージを調べるため、中高生を対象としたアンケートを行った。回答者は120人に上った。
・台湾研修
メンバーの1人が台湾研修に参加した。
台湾の高校生と英語でプレゼンテーション、ディスカッションを行った。
Web制作開始
Webサイトの構成について話し合った。
提出申請
Web制作2回目
先日のアンケートの集計を行なった。アンケート結果から、農薬の海外事情についても調べることにした。
Web制作3回目
2名がwebのトップページを仕上げた。2名がは文章構成を考えた。
Web制作4回目
Web制作と文章作りを並行して行なった。
ホームページのチェック
現段階でのHTMLをコーチにチェックしていただいた。導入の文章とまとめの文章をよりわかりやすく、充実させることにした。
webの提出
コンテストサーバーへのアップロード、サイトプロフィール記入、を行い、コーチのチェックを受けた。提出した。
トップ50発表
セミファイナリストに選ばれた。
中央大学地球環境論文 来校表彰
2019年12月下旬に結果が発表され、優秀賞に選ばれた。
中央大学の先生にお越しいただき、表彰、懇談会を行なった。
ポスター作成
探究活動のまとめとして、「農薬を通して考える食品のリスクマネジメント」という題でポスターを作成した。
ファイナルプレゼンテーション
審査員の方々の前で、最終プレゼンを行なった。
最終審査の結果が発表され、銀賞をいただいた。