花の延命に必要な2つのうちの1つ、殺菌について紹介します。 花瓶の花が枯れる原因として雑菌があります。 対策には水を変えたり、雑菌が繁殖しない様に涼しい場所に置いたり、茎の先を切ったりする方法があります。 その他にも、日用品で出来る様々な方法も存在します。 その中で代表的な物に、十円玉・漂白剤・炭酸水などがあります。
水の中の殺菌には十円玉が効果的だといわれています。買い物や自動販売機等で使用され、百円玉.五十円玉色々な硬貨から崩され誰でも日常的に持っているあの十円玉です。十円玉には銅が含まれており、銅は殺菌作用があり、花の延命の手伝いになっています。応用微生物学の基礎によると、「細菌やカビの細胞基質に存在するタンパク質中の-SH基と金属イオンが固く結びつき、細胞の呼吸を阻害することにより殺菌するという説(1)」があるそうです。銅は図のように、金属の中でもかなり殺菌力が強いと言われています。銅のほかにも金や銀なども殺菌効果があるそうです。ぜひみなさんも花瓶の中に十円玉を入れてみてください。
水の中の殺菌には漂白剤が効果的だといわれています。洗濯にもよく使われています。 白いシャツにケチャップやしょうゆをこぼしてしまったときにシャツを再び白くする液体です。 バクテリアやカビなどの雑菌の繁殖を抑える効果もあり、 花を長持ちさせることができます。ただし、入れすぎると花を傷つけてしまうので、 shufuseによると「水200㏄に対して漂白剤1滴から2滴を入れる(2)」といわれています。家庭に塩素系漂白剤がある方は 試してみるといいと思います。
炭酸水を入れると殺菌になる、という話を聞いたことはありませんか?そうです、コンビニや自動販売機で売っている炭酸水です。炭酸水の主成分は、炭酸(二酸化炭素)と水です。この炭酸が殺菌するのです。ALLABOUTグルメによると、「炭酸の中では、ウィルスや微生物は生存することができません(3)」だそうです。炭酸水は弱酸性で、殺菌してくれます。