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コロナフレイルの症状例


 感染を恐れて、外出を控えすぎると、「
生活不活発(動かないこと)」による健康への影響が危惧されます。
「生活不活発」とは、例えば、ずっと家に閉じこもり一日中テレビを見ていたり、ぼーっとしていたり、食事もたまに抜いてしまう、誰かと話すことが少なくなったことなどを指します。
 そんな毎日が続くと「生活不活発」により、身体や頭の動きが低下してしまいます。
 歩くことや身の回りのことなど生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりし、フレイル(虚弱)が進んでいきます。
 2週間の寝たきりにより失う筋肉量は、
7年間に失われる量に匹敵するとも言われています。
 コロナフレイルには

 ・体重の減少(意図せず年間4.5㎏以上もしくは5%以上の体重減少)
 
「かわいいフリーイラスト集 イラストや」より
 ・主観的疲労感(「何をするのも面倒」だと週3~4日以上感じている)
 
「かわいいフリーイラスト集 イラストや」より

 ・日常生活における活動量の減少
 ・歩行能力(速度など)の低下
 
「かわいいフリーイラスト集 イラストや」より
 ・握力(筋力)の低下
 
「かわいいフリーイラスト集 イラストや」より
などの症状があります
 

東京大学高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センター 飯島勝矢教授 作図↑
 
 これまで意欲的に行ってきた活動的な生活によって維持していた社会とのつながり生活安心口の健康栄養さらには身体の健康までがドミノ倒 し(上の図)のように失われてしまうことになります。そのため、このような状況でもできる限りの運動を行い、活動的な生活を心掛けるようにしましょう。

東京大学高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センター 飯島勝矢教授 作図↑
 
 フレイルになってしまうと、歩行困難や転倒・骨折や認知機能の低下、新たな病気の発症など危険性が高くなってしまいます。なるべく不活発な生活を避けるようにし、身体機能などの健康の維持に努めなければいけません。