歴史
政府の施策
病気の根絶のためには放浪する患者の収容だけでは不十分として、政府は隔離の対象を自分の家に暮らす患者にも広めていきました。1907年 | 「癩 (らい)予防二関スル件」制定。ハンセン病が感染病と確認されたため予防策としてハンセン病放浪患者の隔離が開始。 |
---|---|
1909年 | 全国5カ所で公立療養所開設。 |
1929年 | 無癩県運動が開始。強制隔離によるハンセン病絶滅政策が広まる。 |
1931年 | 「癩予防法」制定。放浪者以外にも日本中のハンセン病患者の隔離が開始。 |
1953年 | 「らい予防法」制定。この法律の存在が世間のハンセン病に対する偏見や差別をより一層助長した |
1996年 | 「らい予防法」廃止。「らい予防法」の見直しが遅れたことなどについて厚生大臣が謝罪した。 |