歴史
療養所のはじまり
最初の療養所
今から約130年前、外国から日本にキリスト教を広めようとしてきた人たちや、日本のお坊さんが自分のお金でハンセン病の療養所をつくりました。
そこでは、みんなに嫌われ、家もなく、食事も充分にとれない患者を看病し、住む場所や食べ物をあげました。
このように、最初の療養所は隔離のための場所ではなく、患者さんたちを助けるための場所でした。
国と県の療養所
約110年前、国と県が療養所をつくって隔離政策ははじまりました。
最初は、住む場所がなく、道端などで暮らしていた患者さんだけを集めました。
ハンセン病が感染するとわかったため他の人にうつさないように隔離がはじまったが、実際はそんなにうつりやすい病気ではありませんでした。