現状
ハンセン病の治療の現在
ハンセン病は「らい菌」による慢性の感染症です。
今では3~4種類の飲み薬をきちんと飲むことで、手足や目に障害を残さないで治せます。
そのため、今はもしハンセン病になっても治療しながら普段の暮らしや学校での勉強などを続けられます。
また、後遺症が残っている人たちも、道具を使うなど様々な工夫をしながら暮らしています。
<<ポイント>>
今の日本では、昔に比べて食べ物が豊かになったことや、家や学校に水道がいきわたって衛生状態が良くなったことで皆の体が丈夫になったので、今の日本ではハンセン病にかかる人はほとんどいません。ご飯を充分に食べられること、きれいな水を飲み、安心して寝られることがハンセン病をなくすためにはとても大切です。