豪雨災害を体感するため、本所防災館に行ってきました。
このページではその体験についてまとめます。
東京消防庁の本所防災館に暴風雨体験に行ってきました! 東京消防庁の防災館の中で唯一、暴風雨体験ができる場所で多くの人が訪れています。 本所防災館では、暴風雨体験コーナーがあり、小学生以下は雨量30mm/h、風速10m/sの豪雨を体験、中学生以上は雨量50mm/h、風速30m/sの暴風雨を体験することができ、暴風雨の迫力を身をもって知ることができます。 今回、メンバーは、後者、雨量30mm/h、風速50m/sの豪雨を体験しました。
レインコートを着用し、写真のように体験を行います。 この写真は、小学生の子たちが体験をしている様子です。 初めに大雨を体験した後、強風を体験します。朝、昼、夜と部屋の明るさを変えながら体験をするため 、実際の豪雨のような状況で体 験できます。
では、今回、メンバーが体験した雨量50mm/h、風速30m/sの 暴風雨はどのくらいの威力があるのでしょうか。雨量50mm/hの雨は、傘が役に立たなくなるくらいの滝のような雨で、地下が浸水したりマンホー ルから水が噴き出るなどの影響があり、また、災害が発生しやすくな るほどの大雨です。
左の写真を参考にさせていただくと、50mmの雨が本所防災館のある東京都墨田区に降った場 合、25mプール1410杯分に相当します!想像できませんが、とにかく、50mmの雨はすごい量の雨ですね。 ま た、30m/sの風は、何かに捕まっていないと立っていられず、木の幹が折れたり看板が落下したりする ほどの強風です。この強風の中 で歩こうとした場合、傘で92kgの人を受け止めるのと同じくらいの強さです! このような暴雨風の中で外に出るのは危険であり、その分災害も伴いやすいことがわかりますね。
雨の音で視界も悪く、周りの音も聞こえにくく、息も しづらく、実際にこのような豪雨の中歩くのはとても危険で大変なことだと身をもって知ること ができました。今までは、雨量50mm、風速30mと言われても、体験をしたことがないために、どのくらいの強さな のかわからなかった上、意外と大丈夫なんじゃないか?という考えがどこかにありました。しかし、今回こうした体験をしたことにより、自分のあまい考えに気づき、自分の行動を考え直すきっかけとなりました。興味がある方は、ぜひ訪れてみることをオススメします!