変数、配列とその代入
そうだね。ではまた二つの言語でまとめて説明していこうか。次は変数、配列およびその代入についてだね。
変数
任意の数を取りうるとき、その数を文字で表し、その文字を変数と呼ぶ。
Python・・・a、b だったり、a_bといったものを変数として扱う。
a = ? とすることで変数 a に ? を代入する、ということになる。注意する点として、a イコール ? ではないということである。また、
a = [] とすると配列(リスト)を指す。
(*4)
(*4)のとき、a[2] とあるけど、これはどの数字を指すと思う?
ふつーに2番目を表して、 2 じゃないんですか?
実は 3 を指すんだ。配列の要素番号では、添字というもので指定がされるんだ。
添字
括弧の中の番号のことを指す。基本的に一番最初の番号は0から当てられる。
上の例では、a[0] が 1 になるということですね。
共通テスト用プログラム表記・・・kosu(個数)、kosu_gokei(個数の合計)だったりを変数として扱う。
主な方法はPython と一緒である。また、Tokuten(得点)など、頭文字が大文字のものは配列を指し、 = [] を代入する。ただし、問題によっては添字が0から始まらないイレギュラーもあったので、共通テストでは問題文をしっかり読む必要がある。
以下の数字を表すものを選びなさい。
zero = [4,3,2,1,0]
0を表すもの
変数について、知っておくと省略ができる方法があるんだ。
Python
共通テスト用プログラム表記
この場合、a に13を代入、b に19を代入するということになる。つまり、 『,』(カンマ)で横並びにすることができる。もちろん処理は左から行われる。