アンケート結果
今回はSNSを利用している中高生46人にアンケートを取りました。
目次
私達はネット上で誹謗中傷はたまに見かけるものの、どれくらいの割合の人が誹謗中傷を行っているのかはわからなかった為、まず始めに誹謗中傷をしたことがあるかをアンケートしました。その結果、次の図のようになりました。
誹謗中傷をしたことがある人自体は少なかったです。
その人の立場や心情を理解しそのような行動に至った経緯を知るため、誹謗中傷してしまった人に誹謗中傷をした理由をきいたみたところ、
・相手にイラッときてしまった
・そういう仲の友達だった
というのが挙げられました。
上では実際に誹謗中傷をした人にアンケートを取りましたが、次のアンケートでは「人が誹謗中傷してしまう理由」を考えてもらいました。するとその理由は大きく3つに分かれました。
1つ目はストレス発散に使ってしまうから。
2つ目は嫉妬をしているから。
3つ目はSNSは匿名で使え、更に何でも書き込めるから。
つまり、「SNSの匿名性を利用して、ストレスや嫉妬心を誹謗中傷として他者にぶつけたいから」また、上のアンケートでそういう仲の友達だった、という回答をもらったように「誹謗中傷の線引きは人によって異なる」が誹謗中傷がされる主な原因だと言えます。
私はSNSトラブルがきっかけの事件をニュースで度々見かけます。またSNSトラブルは身近に潜んでいるとよく聞きます。なのでSNSトラブルの経験の有無を聞き、実際に経験したことある人の割合を出しました。
上の図を見たらわかるように、SNSトラブルの経験のある人が3割もいたのです。
また、具体的なSNSトラブルの内容を聞いてみたところ、
・推しのグッズ取引で金額を払われずに逃げられてしまった。
・LINEのグループで問題になった。
といった経験をしている人がいました。
SNSトラブルは犯罪にも関わる問題だということが分かりました。
最後にオンラインでのつながりを知るためにネッ友がいるかを聞いたところ、
ネッ友とは、ネット上で知り合い、交流する友人のこと。
SNSでの人間関係に関する問題が多い中、相手がどんなネット上の友達を持っているのか気になったので、ネッ友と何をするのか聞いたところ、
ゲームをしたり、共通の趣味の話をしている
といった回答が多かったです。現実で自分が好きなゲームや趣味と同じ人が居なかったり、話したい話題について話す友達が居なかったりすると、共通の話題があるネッ友と話すことに価値があるのではないかと思いました。
SNSトラブルに発展をしないように気をつけないといけないですね。