開発の歴史 - コレラ流行の感染源を特定

 

時代 1854年
場所 イギリスのロンドン

背景のストーリー

19世紀のヨーロッパでは、コレラという感染症がたびたび流行し、多くの人々が亡くなっていました。

1854年には、コレラがロンドンで大流行しました。
医師のジョン・スノーは、コレラの感染原因を特定するため、町の地図を用意し、死者の出たところにマークをつけてみました。
そして、データを集めていくうちに、地図にはだんだんとマークが密集する場所が現れ、ついには町のある井戸が感染源であるということが判明したのです。


ここがすごい!

多くの謎に包まれていたこの事件は、スノー氏がインフォグラフィックスを作ったことによって、見事に解決しました。
この例では、情報を視覚化することによって、新たな発見が見えてくるという、インフォグラフィックスの特徴がよく現れています。