メンデルの交雑実験


ここで少しおさらいです。
優性の法則
⇒対立形質を持つ純系の両親(P)の交配において、その雑種第一代(F1)に両親のうちの一方の形質のみが現れる。

分離の法則
⇒F1が配偶子をつくるとき、対立する遺伝子は分離して別々の配偶子に入る。

独立の法則
⇒それぞれの対立形質を支配する遺伝子は、互いに独立して配偶子に分配される。



エンドウの交雑実験


エンドウの種子には、丸形としわ形の対立形質があります。


まず、丸型としわ形のそれぞれの純系を親(P)と交雑させて、雑種第一代(F1)をつくった。
雑種第一代(F1)では、丸型ばかりが表れる。

次に、雑種第一代(F1)を自家受粉(自家受精)させて、雑種第二代(F2)をつくります。
すると雑種第二代では、丸型としわ方とが3:1の割合で表れました。

※注意・・・親(P)に用いた純系のメスオスの形質を反対にして交雑を行っても、F1,F2の結果は同じである。







  第一章