クローンと一卵性双生児


クローンとは、自分と全く同じ遺伝子組成を持つだけでなく、姿形も同じものだと思われがちだと思います。
しかし、実際には体細胞をもとにクローンができるのだから時間差ができる、つまり年齢差がでてきます。

みなさんが体細胞クローンと勘違いして思う、姿形(遺伝情報)も年齢も同じであるものというのは、一卵性双生児のことです。



体細胞クローンは、体細胞の核が再び卵から発生を開始したものであるので、言わば「年齢差のある一卵性双生児」なのでしょう。
もしも、人間のクローン人間ができたとしても、まず年齢が違うし育つ環境が違うならば性格も違ってくるでしょう



  第三章