豆知識として、有名でちょっと特殊なエンジンを紹介します。
ロータリーエンジンという、
主流となっているピストン運動をするエンジンとは、
また違う形で回転を生み出し動力につなげています。
マツダが制作していて、世界でも人気を誇っていますが、
現在は生産を中止していまい、
チューニングメーカーのRE雨宮さんのみが作っているエンジンです。
マツダが制作していたロータリーエンジン車
RX-7(FD3S)
(著作者:Mike Roberts)
RX-8(SE3P)
(著作者:Ypy31)
簡単にいえば、おにぎりが回っています。
wikioediaに非常に分かりやすい説明画像があったので、
また引用します。
(著作者:Y_tambe)
ピストンの往復運動を回転運動に変換するのではなく、
もともとが回転運動である構造で性能も当初のエンジンを大きく上回り、
このエンジンは提案された当時は、
世界中の自動車会社が制作を手がてたのですが、
なかなかうまく行かず、マツダが最後まで研究し成功さました。
単純構造で、軽量かつ小型で低重心を実現でき、
通常のエンジンの半分の排気量で同じ位のパワーを出し、
エンジンの回転数に伴った車を押す力、即ちトルクの伸びが滑らかなので、
スポーツカーにもってこいのエンジンです。
ですが、燃費が悪く、
エンジンが低回転の時の車を押す力、即ちトルクが通常のエンジンより劣り、
排気ガスの成分の中に完全燃焼していない燃料が通常のエンジンより多いことから、
主流にはならず、ほとんどがスポーツカーに採用されました。