犬や猫を手放すと 飼い主の事情により捨てられたり、保健所に持ち込まれるペットたちがどのように命を絶たれるのかをご存知ですか。 炭酸ガスによる安楽死です。安楽死と言っても苦しまずに死ねるわけではありません。体力のある犬たちはなかなか死ぬことができず、おびえ、苦しみながら、この世を去ります。また、息絶える前に焼却炉で焼かれる場合もあるそうです。初めはパニックしていた犬たちも、だんだん自分の状況を理解し始めます。でも、きっと思っているはずです。自分は何が悪かったのだろうと。どうしたら、幸せに暮らせたのかと。動物たちにも心があります。 行政やボランティア団体の努力により、ペットたちの殺処分の数は減っています。「新たな飼い主に」と手を挙げるやさしい人たちが、殺処分を待つペットたちを救っています。 それでも、平成24年度は約16万頭の犬や猫が殺処分されています。 ペットを飼おうと思ったら、捨てられてしまったペットたちにも目を向けてみてください。捨てられ、保健所で死を待つペットたちを助ける責任が私達にはあります。
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