作成記録
作成過程
このページでは岸和田城天守閣の3Dモデルの作成過程を説明します。
日付 | 主な作業(層=屋根の数) |
---|---|
7月30日 | 作成する天守の大体の形状を作成 |
7月31日・8月3日 | 形を整え、第五層の瓦を作り始める |
8月19日・8月21日 | 第五層の瓦をさらに追加、第五層が完成 |
9月3日・9月10日 | 第四層第三層を作成、初層まで作成 |
9月17日 | 窓を追加し、完成 |
その他 | 仕上げ |
その他
修正と改良
ひとまず3Dモデルが完成し、3Dモデルのプリントアウトを依頼したところ、
3Dモデルとして不完全な箇所がありプリントできないといわれ、
その部分を修正するとともに少し3Dモデルを改良します。
3Dモデルがプリントアウトできない主な理由は、3Dモデルの中に「面が閉じていない」箇所があるからです。
「面が閉じていない」とは画像のように、立体の一部の面がなくなっている状態です。
(各画像の右と左はほぼ同じ立体。右は正常で、左は面が閉じていないもの。)
原因ははっきりとはわかりませんが、
立体の寸法に少小さなずれが発生している箇所に多く見られ、見つけ修正していきます。
また、細かすぎる3Dモデルもプリント不可能です。第五層の柵などが細いので少し太くします。
加えて、お城の3Dモデルとして気になる点を改善します。
・屋根の下
屋根の上部には瓦を敷き詰めていますが、下部には何もなく不自然なので、よりお城に見えるように加工します。
下から見たときの見栄えもよくなりました。
・屋根の四隅の瓦
屋根を貫通する四隅の瓦も修正します。
屋根の端にいけばいくほど瓦を曲げることで、屋根の形に沿った瓦ができました。
以上で昔の岸和田城の3Dモデルの作成は終了です。
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