ここではディズニーのずはらしいおもてなしについて紹介していこうと思います。
まず最初に驚いたことは身長制限に引っかかり乗り物に乗れなかった時にクルーからあるチケットがもらえ、そのチケットを成長してから再び乗ろうとする時にキャストに見せると列の1番前に行くことが出来るということです。
普通のテーマパークではここまでの対応はありません。さすが夢の国です。
次に驚いたことはパーク入場時になる「シャラン」という音の秘密です。あの音はティンカーベルの魔法の粉が降りかかり、入場者に魔法がかかった音なのだそうです。
そしてこの音は退場の際にはなりません。
これには魔法が解けないようにというディズニー側の配慮があるそうです。普段は全然気にすることがないと思いますが、次行く時は少し意識してみるとディズニーがより楽しくなるかもしれません。
またこんなささやかな気遣いも素晴らしいと思ったので紹介します。アトラクションを待っている一組の夫婦がいて、奥さんの方は妊娠しているそうだった。するとアトラクションに乗る直前にスタッフの方が「3名様でよろしいですか?」と聞いたそうです。夫婦はしばらくきょとんとしていたようですがしばらくしてから気づいて笑顔で「3人です!」と答えたそうです。
そしてディズニーは情報網もすごい。ギリシャの政治家がディズニーに来た時、キャストの方はその方に手をふらなかったそうです。ギリシャでは手を振ることは相手を侮辱することにあたるそうです。1人1人のお客さんに合わせて対応を変える、ここまで徹底しているのはディズニーの他ありません。
他にも迷子の放送を流さない、落し物のお知らせがあったらお客さんに気づかれないように捜索する、といったようなお客さんに迷惑をかけない行動がさすが一流だなと思いました。
最後に素晴らしい小話を1つ…
次の日仕事があるから早く帰ろうとし、駐車場の出口が分からずキャストの方に尋ねると「もうお帰りになられるんですか⁈」と言われ「はい」と答えたら「では今日の出来事を私に聞かせてくれませんか?」と言われたので話をしました。
そして話が終わった後「とても素敵な1日でしたね。ではその素敵な思い出にもう1つだけ足していって下さい」と言われシンデレラ城の方を指差されたので、見るとちょうど花火があがったという素敵な話があります。
これはディズニーならではのおもてなしの仕方だと思います。
花火の開始時間を把握しておく、たったそれだけのことでお客さんを満足させることができます。このような細かいところまで注意を注ぎ、お客さんに少しでも思い出を増やしてもらおうと努力する姿勢には感心させられますね。
これがエンターテイメントのおもてなしです。
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