体験しました!
私たちの活動報告と体験談です。ぜひご覧ください。
芝浦工業大学デザイン工学部に行ってきました!
デザイン工学科 粱 元碩(ヤン ウォンソク)准教授にお話をお伺いしました。
お弁当を作ってみました!
色彩を考えたお弁当作りをしてみました。
体育祭の団旗作成!
体育祭の団旗づくりで色彩を考えてみました。
芝浦工業大学に行ってきました!
先日学校で行われた「ユニバーサルデザイン」ワークショップで、お話をお伺いした
芝浦工業大学 デザイン工学部 古屋教授にご紹介いただき、芝浦工業大学デザイン工学部 粱 元碩(ヤン ウォンソク)准教授に色彩に関するお話を伺いに、芝浦工業大学デザイン工学部に行ってきました。
粱先生はデザイン工学科の准教授で、感性科学、インターフェイスデザイン、情報デザインが専門分野です。
2017年1月4日 芝浦工業大学 芝浦キャンパスにて
私たちの質問
今は、物の購入や情報の収集など様々な場面でWebサイトを利用します。今回このサイトの製作でも、配色に試行錯誤し、何度も色を変更しました。そこで私たちは、Webサイトを作る際、色はどのような役割を果たしているか?を中心にお話を伺いました。
粱先生のお話
「2秒法則」といって、人はものを見て2秒でそのものが自分の好きなものかどうかなどを判断します。
そのWebサイトがどのように見えるかにより、人の興味を引きつけるかどうかが瞬時に変わってきます。つまり、Webのような媒体では色はとても重要な要素です。
例えば、服を販売しているサイトでは服がどのような色・デザインであるかを見やすくし、目立たせるために背景や文字を派手な色にせず、白や黒の落ち着いた色にするなどの工夫があります。
他にも、あなたたちの学校 芝浦工業大学柏中学校のサイトカラーは緑ですよね?この場合、メインカラーの緑をより良い印象に見せるために、他にどの色を使用するかが大切です。隣に並ぶ色によって緑の印象が変わってきます。
ものの製作や企画をする際に、使用する人の年齢や環境などを考慮することもあります。
例えば家具を作る際に、最近独り暮らしが増えているからその人達の部屋を明るくすべく、ビビットカラーなど原色に近い色を使ったり、若い年代の人はトレンドカラーに敏感なので流行の色をとりいれるなど、使う人がどのように感じるかを考え、色を決めています。
つまり、販売するものやWebサイトの見せたいものにより、色を工夫する必要があるのです。
また、様々な色覚特性の人にも情報がきちんと伝わるようにカラーユニバーサルデザインに考慮することも大切です。スマートフォンのアプリ(色のシミュレータ)やIllustrator(イラストレーター)、Photoshop(フォトショップ)などのソフトでは、色覚特性を持つ人の色の見え方を体験することができます。そういったソフトを利用し、より多くの人に正しく情報が伝わるように心掛けましょう。
私たち
なるほど!ものの好き嫌いは2秒で判断されるんですね。
Webページのように視覚が情報のほとんどを占めるものでは、ぱっと目に飛び込んでくる色は、非常に重要だということがよくわかりました。
また、今後はカラーユニバーサルデザインに考慮したサイト製作をしていきたいと思います。
粱先生、貴重なお話をお伺いすることができ大変勉強になりました。ありがとうございました。
お弁当を作ってみました!
冬休み、「色と食欲」で学んだ美味しくみえる色を参考に、部活に持っていくお弁当を自分で作ってみました。
1. まずは野菜炒めを作って、昨日の残りのきんぴらごぼうを入れて、
冷凍食品の唐揚げを「チーン!」
「げっ じみだ...」
2. 次にご飯に梅干を入れて、ゆかりをかけてみたよ。
3. 唐揚げに下に緑のレタスをしいて ちょっと向きも変えてみよう♪
4. 塩ゆでしたブロッコリーをいれます
5. 赤いトマトにチーズをのせて焼いたら、完成!
はじめは茶色っぽい単色で地味だったお弁当。
緑の野菜や赤のトマト、黄色のチーズをいれることにより、ずいぶん華やかな印象に変わりました。今後も色彩に気を配って、たまには自分で作ってみたいと思います。
体育祭の団旗で色を考えてみました!
10月。私たちの学校で体育祭が行われました。
負けられない戦いです!
私たちの学校の体育祭は5色の組(白・赤・青・緑・黄)に分かれ、組は学年縦割りで構成されます。
白組 緑組
白組の二人は、応援団旗を作成する係です。
使用する無地の旗は、赤なら赤い布、青なら青い布の着色したものが用意されているのですが、今年は白組。真っ白な布です。
はじめ、白い布に黒い絵と文字を書いてみました。青や赤、緑、黄色などはなるべく使いたくないため配色がとても難しいです。
作成途中の画像を撮影していなかったのですが、白布に黒のイラストのとても地味なものになってしまいました。
色つきの布が使用できる、他色チームがうらやましい~!
そこで、私たちは◆色の三属性で学んだ「明度の差が大きい方が色を見やすい」ということを思い出し、思い切って布を明度の一番暗い黒に塗ってみようと考えました。
大きな布を全部黒で塗るのは大変でしたが、黒い布に白のペガサスを描いたら、明度の違いがはっきりして、目立つ団旗となりました。
団旗の審査結果は5組中2位でした!
色彩の知識を少し持っているだけで、このように役に立てることがあるということを実感しました。今後もサイト製作を通して学んだ知識を、日常生活に役立てていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。