by 藤木奈緒子
紙生産量で世界第一位のアメリカでは、紙は主にリサイクルされています。サンフランシスコでは1年に約74,000トンの紙がリサイクルされています。紙をリサイクルすることは環境にとても良く、省エネになります。
100%のリサイクルペーパーは(古紙)、1トンにつき17本から31本の木を守り、4,102キロワット時間のエネルギーや380ガロンの油、そして7,000ガロンの水を節約します。また、紙をリサイクルすると、埋め立て地の場所が少しでも広くなります。
アメリカでは、各家庭から廃棄物処理手数料を微収して回収しています。ベイエリアでは、すべての紙類(新聞紙、雑誌、画用紙、色紙、電話帳、手紙、広告紙、紙袋、靴箱など)を廃棄物から分別し、黄色いごみ箱、または紙袋に入れて捨てています。
この再製資源を住民が決められた回収日に自宅前の道路脇に出し、自治体から委詫された回収業がこれを回収しに来ます。
リサイクルされていない新聞紙はおよそ500,000本の木が埋め立てに捨てられているのと同じことになります。
リサイクルされた新聞紙は、画用紙や再生紙、動物のベットなどに作り替えることができます。紙はリサイクルをしなければならないという考えを持つことが必要です。
そして、リサイクル製品を買うことが大切です。
アメリカのスーパーマーケットでは、プラスチックだけではなく、ブラウンペーパーバック(紙袋)を置いています。学校や会社から出る大量の紙類は、すべてリサイクルされています。
紙はリサイクルへという心がけがあるため、少しでも自然を守ることができます。
(アメリカの古新聞回収ボックス)
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