コーヒーの生産の約3割を占め、コーヒーのイメージが強いブラジルを例に、植民地時代の歴史を説明します。
なるほど。 ちなみにブラジルは独立するまでの間ずっとポルトガル領だったのですか?
最終的にはそうなりますが、実はそうではないのです。
1度オランダ領になるんですね。
そうなんです。ですがじつはもう一波乱あります。
ブラジルは独立後もプランテーション農業を続け今に至る、というわけです。
植民地を作る最大の目的は、本国の人々が集団的に移住し、新たな生活基盤を 築くとともに、本国に対して何かしらの利益をもたらすことでした。 その手段の一つが、プランテーション農業なのです。