最先端の技術を駆使して成り立っている仮想通貨ですが、私達が生活している中での実感として、決して日本中に広く普及しているとは言い難いです。
そこで、世界や日本の中で、仮想通貨がどんな場面で使われているのかを見ていきましょう。
仮想通貨が普及している国といって私達がすぐに思い浮かぶのは、中国でしょう。テレビ等で仮想通貨の話題が取り上げられる際には、ほとんどの場合中国での映像が流れます。
中国で仮想通貨が普及している原因の一端として、現金への信頼の低さがあります。
人口が多く貧富差の激しい中国では偽札が横行するなどして、現金、特に紙幣への信頼が薄い状態にありました。
そのため、仮想通貨の普及前から、電子マネーなどにっよって形のないお金を使うための下地ができていたことが普及のひとつの理由であると考えられます。
その他の国でも、仮想通貨の普及が進んでいるのは、もともと電子マネー決済などの感覚が根付いている国が多い傾向にあります。
仮想通貨の性質上、ネットショッピングなどへの普及が最も早くおきていきました。
しかしそれだけでなく、電子機器を扱うお店や飲食店など、実際の店舗で仮想通貨を利用できるお店も広まってきています。
大手家電量販店であるビックカメラがビットコインでの支払いを導入したことはニュースでも大きく取り上げられていました。
過去にはなんと、仮想通貨で土地の売買が成立した事例もあります
マイニングの報酬は、ハッシュ計算で「当たり」を引いてブロックを記録した本人にしか支払われません。
そのため、百万人の人がブロックをつなげようと努力をしても、報酬が支払われるのは成功した一人だけなのです。
現在のマイニングは、規模が大きすぎて「当たり」を引くのは極めて困難です。
そこで、マイニングプールと呼ばれるサービスが出現しました。
マイニングプールとは、英語で採掘場当意味で、一定の利用者が集まって共同でマイニングを行い、誰が「当たり」を引いたかにかかわらず、計算速度に応じて利用者に配分するようなサービスです。
これによって、個人によるマイニングが容易になりました。