高気圧
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天気予報で、明日は高気圧が日本をおおうので晴れるでしょう。などと聞くことがある。高気圧が来るとなぜ晴れるのでしょうか。このページでは、このことについて説明します。 高気圧というのは、名前の通り中心へゆくほど気圧が高くなっているところです。高気圧の中心付近では図のオレンジの矢印のように、風が空の上の方から地上へ吹き下ろしています。また吹き下ろした風は、図の赤い矢印のように、高気圧の外へ時計回り(右回り)に吹き出しています。 風が時計回りに吹き出すのは、まっすぐ吹き出した風がコリオリの力によって、進行方向右側に曲げられたためです。 コリオリの力については風のことへ 空気は気圧が低くなると冷たくなりますが、逆に気圧が高くなると空気は暖かくなります。雲が出来て雨が降るときは、空気が冷たくなったときです。逆に空気が暖かくなると雲が出来にくくなります。 気圧、空気が冷たくなることについては たいていの場合、空の上より地上の方が気圧が高くなっています。空の上の気圧が低いところから降りてきた空気は、地上の気圧が高いために暖められるので、雲は消えてしまいます。そのため高気圧の時は、天気が良くなります。 低気圧については低気圧 へ
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