前のページでは“動物”の耳の仕組みや・聞こえる範囲に触れていきましたが、ここでは、犬や猫などの“動物”が発する音について取り上げていきます! 〜メニュー〜 動物の耳の仕組み 動物の聞こえる範囲 動物から発せられる音〜超音波〜 動物から発せられる音〜モスキート音〜 ↑ クリックすると見たい内容のところに飛ぶことができます! ↑
ここでは、動物から発せられる音の一つ、超音波についてです!
超音波を使う動物は様々です。その中でも、今回は先ほど出てきたコウモリとイルカについて取り上げたいと思います。
コウモリ
コウモリは、超音波を利用して暗い洞窟内で障害物をよけたりします。
喉から超音波を出し、障害物から反射されてきた超音波を利用して、位置情報を正確に把握します!
このことをエコーローション(反響定位)といいます。
では、コウモリは具体的にどのようにして対象物の位置を認識しているのでしょうか?
それは以下の通りです。
最後に、動物から発せられる音の内、モスキート音についてです!
モスキート音とは、蚊の発する不快な音のことです。
夏の日近くに蚊がいる時にいる聞こえてくるあの ぷ ー ん というあの音"です。
特に寝る前に耳にするとうっとうしくて全然眠りにつけませんよね。
ところが、人にっては全くそうは思わない人もいるのです。なぜでしょうか?
実は、そこにも周波が関わっているのです!
モスキート音(モスキートーン)は、周波数ににすると17000Hz〜2000Hzまでの音を指します。このモスキート音の周波数は人の感じる周波数の中でも高い方に位置しています。(※上記参照)
では、実際の音にするとどうなるでしょうか? 体験して見ましょう!
※再生ボタンを押すと音がなります。音量・聞きすぎ注意です。
いかがでしたか? 聞きすぎて気持ち悪くなっていませんか…?
しかし、年代によってどのように感じ取るかは変わってきます。
人は年を重ねて行くにつれ、聞こえてくる音の幅が狭まって行きます。つまり、だんだんと高周波であるモスキート音は聞こえなくなっていくのです。
なので、いま私たち若い人が不快なものだとしても、中高層の人からしてみれは不快と感じないのです!