日本 東京レインボープライド | さっぽろレインボーマーチ | レインボーフェスタ!
東京レインボープライド
日本でLGBTのイベントといったら「東京レインボープライド」です。
「プライド」という言葉は「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」を指すものとされています。
もともとは「レズビアン&ゲイ」という名称がありましたが当事者からの批判により「プライド」という言葉を使うようになりました。
このイベントは4月下旬〜5月上旬のRAINBOW WEEKとされる期間に渋谷の代々木公園で行われるもので、
毎年テーマが決められています。
毎回特別出演として近年では浜崎あゆみさん、中島美嘉さんなどの 有名人が参加していて、イベントの参加者は 年々増加し2018年には約15万人となりました。
1994年:日本初となるプライドパレードが東京で開催
1996年:3回目の実施→運営方法等をめぐり対立により翌年から中断
2000年:「東京レズビアン&ゲイパレード2000」として復活
第1回の「レインボー祭り」が開催
2001・2002年:代々木公園で前夜祭「GLORY」開催
2003・2004年:実行委員長をやる人がいないため再び中断
2005年:「東京プライド」設立
「TLGP2005」開催
2006年:「TLGP2006」開催
2007年:名称が「プライドパレード」に変更
2008年:パレード中止
2009年:パレードがない形で「東京プライドフェスティバル」開催
2010年:パレード復活
2011年:東日本大震災の影響もあり、開催されない
2012年〜: 安定的に「東京レインボープライド」開催
写真:東京レインボープライドHPより
さっぽろレインボーマーチ
札幌市で2017年に4年ぶりに開催されました。
札幌では1996年からパレードが行われていましたが2013年にいったん休止となりました。
地元の学生さんが中心となり復活し、札幌駅付近の約1.8kmを1時間かけてパレードが行われました。
規模は少し小さくなりましたが、 札幌市は「パートナーシップ宣誓制度」が定められるなど
LGBTに対しての理解は徐々に進んでいます。
参加者は約450万人で市長からメッセージが寄せられたり、
さっぽろテレビ塔がパレードに合わせてレインボーに染まるなど盛り上がりました。
写真:東京レインボープライドHPより
レインボーフェスタ!
2018年は2日間にわたり大阪市の扇町公園で行われ、「レインボーフェスタ!」が始まって5年となりました。
東京レインボープライドにもある「のんでCHANGE!」というレインボー自販機で得た売り上げの一部は
レインボーフェスタへ寄付されるというものがありました。
また、キャンペーンの一環として黒に見えるのに引っ張るとレインボーが出てくるというTシャツの販売もありました。
レインボーフェスタ!には 「愛しい人」というテーマリングがあり、披露されています。
このイベントでは2006年から続いている関西レインボーパレードも行われ13回目の開催となりました。
パレードには約850人の人々が集い、イベント全体としての参加者は10000人でした。
写真:東京レインボープライドHPより
東京レインボープライドは一番日本で有名であるし、東京での開催はとても影響力があると思います。
2018年に15万人もの人が参加したということに驚き、こんなにもLGBTを世間に広めようと思う人がいるのかがわかりました。
さっぽろレインボーマーチでのテレビ塔がレインボーになるものやレインボーフェスタ!でのテーマソングはとてもいい取り組みだと思いました。
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