私たちは2020年に開催される「東京2020オリンピック・パラリンピック」をフードロスにおける一つのゴールとして考えました。
なぜならこの機会は、スポーツに限らず、日本について様々な面で注目されるからです。フードロスもその一つで、同時に日本が世界に発信していく機会でもあると考えました。もったいないなど日本独自の昔ながらの言葉もあります。今こそ、日本に住む私たちがフードロスへの理解を深め、もったいない精神を世界で共有していかなければならないと思います。
ちなみに東京オリンピック・パラリンピックにおいてフードロスについて以下のように述べられています。
【組織委員会の計画】
・スポンサーやケータリング事業者との連携
・協同により、可能な限り競技会場や選手村等におけるフードロス
・食品廃棄物を削減。
【東京都の取り組み】
・東京2020大会を契機に、低炭素社会の実現に向けた環境技術の更なるイノベーションや、フードロス対策を含めた環境配慮型ビジネスモデルへの改革を促す。
【国会の取り組み】
・国や地方におけるフードロス削減の推進に関する基本方針の策定
・消費者、事業者への教育、普及啓発
・食品関連事業者等の取り組みに対する支援
・フードバンク活動の支援
・フードロス削減推進月間の制定
これらは政府や大きな組織の計画・取り組みです。
私たち一人ひとりも2020東京オリンピック・パラリンピックで日本のフードロスを見直すきっかけとしていくべきです。そしてここでもったいない精神を例として、フードロスに責任を持つことが必要になると思います。
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