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Calbeeとは


 Calbeeは、日本を代表するお菓子メーカーの一社です。









ロゴはCalbee提供

 今回は、そのCalbeeにメールでの取材をさせていただきました。

Calbeeの社内制度


1,カルビーの社内制度の共通点

 カルビーの社内制度全体の特徴は以下の通りです。

  1.   柔軟な働き方の追求
  2.   ダイバーシティ(多様な働き方)の推進

 ※ダイバーシティ

2,オフィスダーツ

 自由に仕事をする席が選べる制度のことです。オフィスダーツは自由になりすぎて仲良い人同士で隣同士になり、しかも毎日同じ席に座ってしまい、その席に座りたい他の人が自由に座れなくなるという問題点がありました。そこでそれを解決すべく、席のタイプは自分で決められるものの、席の場所はダーツのようにコンピューターがランダムに席を決めるという方針にしました。それにより席が固定化することはなくなり、社員全員が平等に席に座ることができるようになりました。

3,モバイルワーク制度

 在宅勤務制度の派生形です。在宅勤務制度と違う所は、仕事をする場所を自宅だけに限定せず、さらに、利用日数の上限なども特に設けていないところです。長い通勤時間のストレスの緩和や、仕事とプライベート(育児、家事、通院、介護など)との両立に有効だと感じる社員、オフィスでない環境の方がより集中できる社員などの利用が多いです。勿論、働き方の選択肢の一つなので、オフィスで働いた方が集中できるという社員には利用は強制されません。
 さらに、来年の東京オリンピックを控え、長期間出社できない場合にも、有効に活用できるのではないかと考えているそうです。

4,オフィスを綺麗にする取り組み

 オフィス利用のルール、マナーなどを設定し、社員に周知しています。例えば、社内をキレイにすることだけではなく、メリハリをつけることを理由に執務室での食事は禁止しています。また、管理を忘れがちな張り紙については、決めた場所(ボードなど)を除いて禁止にし、個々の書類・荷物を床置きすることもできません。一方で、たまりがちな書類はできるだけ増えないような仕組みを取り入れています。
 また、月1回ですが全員で清掃する日(15分程度)を設けています。

 このように、自分たちのオフィスをきれいに保つよう努力をすることで、自分たちのオフィスであるということを意識付けしています

リクルートマネジメントソリューションズの主な社内制度
ザイマックス