未来インバウンド

外国の観光客の推移

2017年、日本は外国人観光客が世界で12番目に多い国でした。その年、1番多くの外国人観光客が来た国はフランス。そこで、ここではフランスとの違いを述べていきたいと思います。

ルーブル美術館
ルーブル美術館(フランスにてチームメンバーが撮影)
フランスは他の国と陸続きになっています。さらに、EUにも入っており他の国と自由に行き来できるため、旅行客が気軽に行きやすいです。
しかし、日本は島国なので、航空機などを使わなければいけません。飛行機の本数が少ないと来日したい外国人がいくらいても来ることが出来ません。
そこで、今羽田空港では、東京オリンピックによって起きるとされているインバウンドのニーズに応えるため、国際線の本数を増やし、旅行客の人数を増やそうとしています。
ですが、飛行場付近の住人は騒音など、公害を訴えています。また、日本のお金は日本独自の通貨・円なので、海外の人はどの硬貨・札が何円なのかわかりにくいそうです。
実際、バスなどの自分でお金を入れるようなところでは、勘違いしてお金を払いすぎてしまう外国人もいます。EUに参加しているフランスではユーロという他の国と共通の通貨を使っています。ですので、ユーロを使っている国の人はフランスでも、自国と同じように買い物できます。さらにフランスはキャッシュレス化も約4割と進んでおり、どこの国の人でも簡単に会計できます。日本でも、キャッシュレス化を推進しています。キャッシュレスポイント決済や旅客向けICカードなどがその例です。
The Haneda international airport
羽田空港(東京にてチームメンバーが撮影)

外国旅行者へアンケートしました

日本に訪れた外国の方4人へ以下の3つの質問をしました。(広島の平和記念公園にて)


①What brought you to Japan?(日本に何をしに来ましたか)
・ラグビーを見に来た。
・ロープウェイに乗りに来た。
・日本との文化の違いを見たかったから。

②Where did you come from?(どこから来ましたか)
・イギリス
・オーストラリア

③Have you ever had any trouble living in Japan?
(日本で過ごしていて何か困ったことはありませんでしたか)
・ありません。

この結果では外国の方にとって日本の生活は充実しており、不自由があまりないと言えます。しかし、困っている外国人は日常的に見かけます。例えば、おつりが戻ってこないバスでお札を入れてしまい、返ってこなく困っていることがあります。解決策として、大手鉄道会社では2020年から短期利用の旅客向けICカードを販売する予定ですが、すべての外国人が日本に来て困る状況が解決されるわけではありません。外国からの旅行者人が悩むことなく、日本は良かった、と思ってもらえるような旅にするには私たちが助けることも大切です。快適な旅のためにも、みんなが外国語を勉強することが必要だと言えます。