原因1:対策
ここでは、「コンビニエンスストア」と「スーパーマーケット」のフードロス対策について考えてみよう!
コンビニエンスストア
近年、売り手と買い手が一体となって食品廃棄をへらそうとする動きができているよ!
そこで、賞味期限ぎりぎりの商品にシールなどのしるしをつけ、これらを買った人でさらに会員登録していた人には、100円ごとに現金と同様に使えるポイントをつけるなどのシステムを確立させてきています。
売り手の工夫によって、消費者が積極的に賞味期限の近い商品を買うように促しているんだね!
コンビニがセールをしない理由
まず、スーパーなどほかの小売店との「値引き合戦」を避けるというねらいがあるとみられています。
そして、「しない」というより「できない」という方が適切かもしれません。
なぜなら、前のページに書いた通り、廃棄ロスの経費がすでに組み込まれているからです。
廃棄の経緯が組み込まれているのかな...?
フードロス覚悟でたくさん仕入れて、売る分は絶対に欠品なく売ることで利益を得ているんだね。
「加工」の過程で生じる、季節商品によるロスと同じだね。
やっぱり、私たちの「売り切れ」に対する寛容さも必要だよね!
とはいえ、欲しいときに欲しいものが手に入るのがコンビニエンスストアの利点だし、コンセプトでもあるよね。
そこで、お客さんが求める分を十分にそろえた上でムダを減らす方法が登場しているよ!
POSシステム
スーパーマーケット
スーパーはどうだろう?
スーパーは、閉店間際になるとお惣菜など1日しかもたないものを割引して、なるべく売れ残りが出ないように工夫しています。
また、その他の賞味期限が近いものや不人気で大量に余ってしまっている商品には、割引して売る。
スーパーマーケットは、コンビニより賞味期限の短い商品もたくさん扱っているため、より細やかな値引きや商品管理が必要かもね。