地域での取り組み

三重広域連携スーパーシティ構想

私たちは現在行われている取り組みを知るため多気町役場にも取材に行きました。多気町では三重広域連携スーパーシティ構想を主催しています。三重広域連携スーパーシティ構想には、多気町、明和町、大台町、度会町、紀北町が参加しています。
スーパーシティ構想とは新しい技術を積極的に取り入れて環境問題を解決したり、医療や最先端技術で暮らしを豊かにするため、
近隣の町や様々な企業
、地域に住んでいる人々などで協力しようという取り組みです。



           

取り組み

 三重広域連携スーパーシティ構想ではゼロカーボンシティ宣言をして6町で取り組んでいます。
多気町では下の表のような排出量と削減量になっています。
多気町は超過量が+の値になっていますがほかの町では削減量のほうが
上回っていることもあるそうです。削減量のほうが上回っている大台町ではオフセットクレジット制度を行っています。

オフセットクレジット制度とは森林などの二酸化炭素吸収量をクレジット化
して企業などでどうしても減らせない温室効果ガスの排出量を企業が
クレジットを購入することでカーボンニュートラルを実現するということです。

オフセットクレジット制度以外にも多気町では木質バイオマス発電に
積極的に取り組んでいて、現在多気町ではバイオ産業都市の認定を
受けています。詳しくは、前のページを見てください。

度会町では、大規模ソーラーパークの建設が進んでいたり、
大型風力発電施設があったりして、再生可能エネルギーを使った発電が進んでいます。
 
多気町の二酸化炭素の排出量と削減量の現状 平成30年度
製造業 198000 森林吸収による削減量面積×770t 森林吸収面積(km2) 58.15
建設・鉱山 1000 削減量 45546
農林水産業 5000 再生可能エネルギーによる削減量 導入容量 45
業務 15000 削減量 29653
家庭 18000 削減量合計 75199
旅客自動車 18000
貨物自動車 19000 超過量(排出量-削減量) 199801
鉄道 1000
船舶 -
一般廃棄物 1000
排出量合計 275000 ※単位はt



 木質バイオマス発電 世界の取り組み
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