日本の豪雨の状況

最近のニュースで、台風、停滞前線などの影響で豪雨災害が発生したということを耳にしますよね。

このページでは、日本に焦点を当てて、説明していきます!

1.近年の日本国内の豪雨

近年の日本内豪雨

左のグラフは、日本における1時間降水量50mm以上の 大雨が発生した回数を表したグラフです。 年間雨量が50mmの雨は、滝のように降り、災害が起こりやすい雨です。後ほど「体験レポート」のページで詳しく説明します。

このグラフからは、そのような強い雨が降る回数が、全体的にみると増加傾向にあることがわかります。気象庁によると、最近10年間の平均発生回数は、 最初の10年間の平均発生回数の1.4倍にも及び、とても深刻な状況です。

豪雨って何?

左のグラフは、日本における1時間降水量80mm以上の 大雨が発生した回数を表したグラフです。年間雨量が80mmの雨は、災害が ほぼ確実に起こるレベルで、息苦しくなるくらいの圧迫感があるほどの猛烈な雨です。

雨量50mm/hと比べて全体的に回数は少ないものの、 やはり増加傾向にあります。また、最近10年間の平均発生回数は最初の10年間の平均発生回数の1.7倍増加しており、50mm/hよりも増加推移が あるということは、全体的に見た時の雨量が大幅に増加していることを窺わせます。

2.日本の豪雨時の対策

豪雨って何?

日本では大規模な豪雨が起きたときには、気象庁から大雨や暴風などの警報や特別警報が発令されることがあります。 その警報は対象地域の行政無線や全国のテレビのニュース速報によって国民に伝えられます。また、それぞれの自治体の判断で避難指示が出ることもあります。

また、氾濫発生情報は警戒レベル5に相当していて、直ちに安全確保を必要としています。私たち自身も早めの行動が必要ですね。

さらに気象庁は、警報の発令だけでなく、「キキクル」いう、地域の危険度を 5段階の警戒レベルごとに分けて表示した地図を10分ごとに更新 してインターネット上で提供しています。この地図を使うことで自分やその周りの地域の災害状況が一目でわかるようになります。 また、自分の住んでいる地域だけでなく、離れているところに住んでいる家族や友達などの災害状況も確認することができます。このような国が 提供してくれているサービスを使い、自分の命を守ることが大切ですね。

気象庁「キキクル」、気になった方はこちらから(外部サイトへ)