気候変動の進行を食い止めるために

SDGs 13「気候変動に具体的な対策を」達成につながると先ほど紹介しました。 では、具体的な対策として、どのようなことが挙げられているのでしょうか

0.気候変動に具体的な対策を

13 気候変動に具体的な対策を

13の目標は、”気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる”

5個のターゲットのうち、

13.1

のターゲットが関連しています。

近年豪雨災害が多発する原因の一つとして、「地球温暖化」による異常気象、気候変動があげられます。地球温暖化による気候変動を防ぐにはCO₂の削減が欠かせません。ここでは私たちにできるCO₂削減、地球温暖化の対策を紹介します。

1.節電を心がける

電力使用量の減少はCO₂の削減に繋がります。節電のためには、生活の中で意識することも大切ですが、普段使う電化製品や使用するエネルギーを切り替えることで消費量を削減することもできます。

2.ごみを減らす

ゴミを捨てる人

プラスチック類を燃やすには大量のCO₂を排出します。CO₂の排出を防ぐためにもなるべくごみを出さないような取り組みが大切です。

3.車のCO₂排出量・車の使用を控える

電車

自動車は、多くのCO2を排出します。

そのため、移動手段には、一度に多くの人を移動できるバスや電車などの公共交通機関、CO2の出ない自転車などを利用するのが好ましいです。自動車を利用する機会が多い場合は、CO2の排出をともなわない電気自動車など検討するのがよいでしょう。

4.再生可能エネルギーに切り替える

再生可能エネルギーとは自然を利用して生産できる温室効果ガスの排出を抑えたエネルギーのことです。

ペレットストーブ

屋根などに太陽光パネルを設置する

「太陽熱」の利用によって温水を作り出したり、床暖房に活用したりすることができます。

植物由来のバイオマスエネルギーの使用

例として、エアコンの代わりに木質のペレットを燃焼させて暖を取る「ペレットストーブ」というものが近年注目されています。

気候変動となる地球温暖化対策は世界中の国や地域をはじめ、様々な企業がSDGsの達成に向けた取り組みをしています。小さな心がけでも、多くの人が取り組むことで地球温暖化の抑制や気候変動の深刻な影響を防ぐことができます。私たちにできることを確認し、豪雨災害の対策を徹底しましょう。