文房具解説~万年筆編~

万年筆

万年筆は、1930年、アメリカで誕生しました。昔は、お祝いなどのプレゼントなどにも使われていました。ここでは、万年筆のメリットやデメリットを紹介していきます。
メリット:万年筆のメリットはいろいろで、気持ちのいい書きこごちやファッション性が高い、自分の好みなどが増えるなどのおしゃれものが好きな人にはすごくお勧めできます。気持ちのよい書きこごちは、何か書くとき強く力を入れなくても柔らかな力ですらすらかけることができます。

デメリット:長く使っていないとインクが固まってしまいます。また、強く力を入れすぎておれるてしまうことができます。さらに、ボールペンよりもコストが高いところもあります。
小学校では、止め・はね・はらいを正しく学習するためという理由で禁止しています。禁止している割合は、9割以上といわれています。



万年筆とは

万年筆とは、ペン先にインクを送り込んで書けるようになっている仕組みになっている、文房具の一種です。
万年筆のインクは、カートリッジ式と、コンバータ式の2つがあります。
ツイスト式、振り子式、中折式があります。



主な芯径

EF:とても細かい文字を書くのに適した芯径で、製図に向いています。かすれやすいです。ガリガリとした筆記感です。
F:ノートとりにぴったりな芯径です。
M:標準的な太さです。要点を書きこむ・署名することに使用されます。
B:署名・メモ書きをMより滑らかに書くことができます。
BB:大きな文字やデザイン作業に使用されます。


主なインクの交換の仕方と特徴

カートリッジ式:本体にタンクのようなインクがつい置ています。弱点は、売っている色が限られているので、好きな色に変えられないことです。
コンバータ式:びんにインクがあり、欲しい分だけ吸引してとることができます。そして、インクがなじんで書けるようになっています。長所は、好きな色を自由に使えることで、短所は、時間がかかることです。



主な万年筆のパーツごとの紹介(画像はmont-bell×サライ 特製万年筆)

基本情報

①ノックキャップ:紙や胸ポケットなどに留めておく、転がり落ちないようにする役割がある。製品によって長さ、形状、固さが異なる。。

②キャップ:持ち運ぶときにペン先を保護するための部品です。

③軸:ペンを支えるための部品。製品によって材質、形状が異なる。

④カートリッジ:インクを溜めておくパーツ。コンバーター(吸引器)の場合もある。

⑤グリップ:主にペンを持つ部分。製品によって、樹脂・ローレット仕上げ・木軸・金属・塗装・パンチグリップ・2種類複合などがある。

⑥ペン先:紙に直接触れてインクを流す部分。製品によって材質、形状が異なる。

⑦ペンポイント:小さな球状の部分で、紙との接触部分。殆どはイリジウム合金でできている。

⑧ペン芯:インクをペン先に供給するためのパーツ。主にプラスチックやエボナイト(硬化ゴム)で作られる。



万年筆解説

チームには万年筆の本数が1本しかなかったので、その1本だけ紹介します。
mont-bell