文房具解説~シャープペンシル編~

シャープペンシルとは

シャープペンシルとは、知名度が高い文房具の一つです。一般的に後部をノックすることで芯を繰り出すことで筆記することができる筆記具の一種です。
後端ノック式がほとんどですが、他にサイドノック式、ダブルノック式、自動芯出し式 ツイストノック式、
ツイスト式、振り子式、中折式があります。



シャープペンシル

芯は黒鉛とプラスチックで構成されています。軸の材質はプラスチック、からラバー、金属と多種多様です。 またシャーペンは、環境への負荷があります。
メリット:削る必要がない、芯を補充して何度も使い続けられる。軸、芯径が豊富で用途が広い。
デメリット:力をかけすぎると、折れてしまう(一部商品は機能で折れにくいものもある)こと、マークシートで機械が判定しにくいことです。
小学校では、止め・はね・はらいを正しく学習するためという理由で禁止しています。禁止している割合は、9割以上といわれています。



主な芯径

0.1mm:ぺんてるが参考に出展しました。販売はされていません。
0.2mm:とても細かい文字を書くのに適した芯径で、現在はぺんてるしか販売していないです。
0.3mm/0.35mm:製図用・ノートまとめにぴったりな芯径です。折れやすいです。
0.4mm:ノートまとめに最適な太さです。0.3mmより折れにくく0.5mmより細い特徴を持ち合わせています
0.5mm:日本で主に使用される芯径です。スタンダードな太さです。
0.6mm:Tombowが販売していたペンが0.6mmです。現在は廃番になっていて店舗で購入することはできません。
0.7mm:アルファベットを書く際によく使われる芯径です。海外などで主に使用されます。
0.9mm/1.0mm:太めな芯径です。
1.3mm:さらに太めな芯径です。マークシートを塗りつぶす時などに使用されます。
2.0mm:芯ホルダーによく使われる芯径です。ほとんどは芯研器を使用して削ってから使用します。
3.2mm/3.6mm:デザイン・スケッチ・図面作成等に使用されます。以降の太さは下書きなどで使われます。
4.0mm:範囲を塗りつぶす・デザインのスケッチ目的に使用されます。
5.6mm:装飾文字、下書き等で使用されます。


主な芯の繰り出し方と特徴

  後端ノック式:ペンの後端をノックすることで芯を繰り出す。ほとんどがこの機構のシャーペン
 サイドノック式:ペンのグリップ部分にあるボタンを押すことで芯を繰り出す。
 ダブルノック式:一回ノックしてガイドパイプを出し、二回目のノックで芯を繰り出す。
  自動芯出し式:一回ノックで芯が一本なくなるまで書き続けることができる。
ツイストノック式:軸や後端部分を回すことで内部のメカがノックされて一定量の芯が繰り出される。
   ツイスト式:軸や後端部分を回すことで芯を出すことができる。で、芯の繰り出し量を変えることができる。
    振り子式:ペンを振ることで、重りをメカ部分に当てることで芯を繰り出すことができる。+後端ノックが多い
     中折式:ペンの軸を折ることで芯を繰り出す方式。現在ではほとんど生産されていないレアな繰り出し方。



主なシャープペンシルのパーツごとの紹介。(画像はSTAEDTLER 925-35)

基本情報

①ノックキャップ:芯をノックして繰り出すための部品。製品によって材質・形状が異なる。

②消しゴム:文字を消すこともできるが、本当は芯が出るのを防ぐ役割がある。製品によってクリーナピンがある/ないがある。

③クリップ:紙や胸ポケットなどに留めておく、転がり落ちないようにする役割がある。製品によって長さ、形状、固さが異なる。

④芯タンク:シャー芯を入れていく為の部品。殆どは1~3本入れておくのがベスト。それ以上は芯詰まりを起こすことがある。

⑤高度表示窓:今入れているシャー芯の硬さをわかりやすくするための部品。主に製図用シャーペンについている。製品によって硬度の範囲が異なる、ついていないものもある。

⑥高度表示窓の窓部分:これを高度表示窓に当てはめることで表示を使用している硬度を表示できる。

⑦グリップ:主にペンを持つ部分。製品によって、樹脂・ローレット仕上げ・木軸・金属・塗装・パンチグリップ・2種類複合などがある。

⑧チャック:芯を抑えて固定する部分。樹脂・金属・ボールチャック(樹脂・金属)がある。

⑨口金:筆記する際の安定感を出すためのパーツ。長さによって視野が変わる。製品によって材質・形状が異なる。

⑩ガイドパイプ:芯を守るパーツ。長さによって視野が変わる。製品によって長さが異なる。



用語解説

シャープペンシルの用語について解説しています。文字をクリックすると解説ページに飛びます。

    重心
ガイドパイプ
  チャック


シャープペンシル解説

ここからシャープペンシルを1本1本紹介していきます。名前をクリックすると解説ページに移ります。



オススメ(総合評価)

92515
S3
S20
エバードロー
オレンズ メタルグリップ
グラフ1000 フォープロ
スマッシュ
PG metal 350(カラー未記入)
モノグラフファイン
ロットリング500


芯がまず折れない


オレンズ(オレンズ機構)
オレンズ メタルグリップ(オレンズ機構)
オレンズAT(オレンズ機構)
オレンズネロ(オレンズ機構)

芯が折れにくい

TK ファイン バリオL(クッション機構)
ロットリング ラピッドプロ(クッション機構)


疲れにくい

92515
ドクターグリップフルブラック


会社別

カヴェコ
ステッドラー
ゼブラ
トンボ鉛筆
パイロット
ファーバーカステル
ぺんてる
uni(三菱鉛筆)
ラダイト
ロットリング


五十音順

505
844プレミアム
925
92515
925-25/35
S3
S20
エバードロー
MS01
L2
オレンズ
オレンズ メタルグリップ
オレンズAT
オレンズネロ
カヴェコスペシャル
グラフ1000 フォープロ
グラフギア1000
クルトガ スタンダードモデル
クルトガダイブ
クルトガメタル
ケリー
シフト
スマッシュ
タイプER
TK ファイン バリオL
テクト 2way
デルガード
ドクターグリップフルブラック
ドレグリフィル Nr.2
PG metal 350
フュージョン
ヘキサゴナル
モノグラフライト
モノグラフ
モノグラフファイン
レグノ(2000)
ロットリング500
ロットリング600
ロットリング800
ロットリング ラピッドプロ



アルファベット順


92535/25
EVER DRAW エバードロー
FUSION フュージョン
GRAPH 1000 for pro グラフ1000フォープロ
HEXAGONAL ヘキサゴナル
KERRY ケリー
KURUTOGA DIVE クルトガ ダイブ
KURUTOGA Metal クルトガ メタル
L2 
LEGNO レグノ
MONO graph fine モノグラフファイン
orenz metal grip オレンズ メタルグリップ
orenz nero オレンズネロ
rOtring 800 ロットリング 800
rOtring rapid pro ロットリングラピッドプロ
S20
SMASH
TK FINE VARIOL TKファイン バリオL
special カヴェコスペシャル
ZOOM 505