J-PlatPatってなんだろう?
そもそもJ-platpatとは、簡単に言うと特許庁が公開している産業財産権の情報が調べられるデータベースです。インターネットを通じて、誰でも、いつでも、どこからでも、無料で産業財産権について調べられます。
主な使い道としては、出願したいものがすでに取得されていないかを調べる時に使います。実際に、私たちもデザインパテントコンテストに参加した際、J-platpatを使用して検索をしました。
主な調べ方は3つあります。実際に3つの方法で調べてみます。今回調べるものは意匠権の「水筒の形状」です。
1. 分類から検索
2. キーワードから検索
3. 番号から検索
分類検索では、自分の作品に一番近いと思う分類から作品を探して閲覧することができます。
J-platpatにリンクをするだけでも申請が必要なので、それぞれで検索してみてください。
「水筒の形状」(デザイン)が知りたいので【意匠】から【意匠分類照会】へ移動します。
【+】を押すとさらに細かく分類されますので、これだと思うものを検索しましょう。
「これだ」と思うものがあったら青字の番号をタップしてください。上に検索バーが出てくると思うので。そのまま【意匠検索にセット】を押してください。
検索したら新しいページが開くと思います。ここでは検索したい情報の条件を絞って検索することができます。
さらに検索を押すと、調べたい内容を表示することができます。
キーワードから検索では、キーワードを打ち込み、そのキーワードが含まれているか否かで検索をすることができます。
「水筒の形状」(デザイン)が知りたいので【意匠】から【意匠分類照会】へ移動します。
【キーワード検索】を選択します。
自分が検索したいキーワードを入れましょう。今回は「水筒の形状」が知りたいのでキーワードに「水筒」と検索します。
検索できました。ただ広義の言葉などは、検索数が多すぎて表示できないため言葉を選んで検索しましょう。「用品」や「容器」など
意匠権や特許権には、それぞれ固有番号が割り振られています。その固有番号を入力することで、対象の産業財産権が表示されます。
本当は、J-platpatへのリンクも貼りたかったですし、画面キャプチャを利用して紹介をしたかったのですが、著作権を考慮したら、リンクもキャプチャも無しが良いと判断をしました。ただ、J-platpatの存在を知っていただきたかったですし、YopuTube等でも使い方の動画も公開されているので、皆さん一度検索してみてください。思ったより簡単に検索できます。おススメは、「分類から検索」か「キーワードから検索」です。