家庭に水力発電を取り入れる
詳しい説明
雨樋や庭を流れる水を利用して小型タービンを回し、屋外照明や換気ファンなどの電力をまかなう仕組みです。また、水が溜まりやすい場所にはソーラーパネルを設置し、雨天時は雨水を使った水力発電、晴天時は太陽光発電ができるようにします。
これにより、1つの場所で2種類の自家発電を行い、家庭の電力消費の一部を効率的に補うことができます。
考えに至った経緯
私たちは、再生可能エネルギーについて調べる中で水力発電に注目しました。その過程で、家庭でも利用できる家庭用水力発電機が存在することを知りました。
家庭用水力発電は、大規模な水力発電が抱える
・ダム建設に多額の費用と長い時間が必要であること
・建設の際に森林伐採が発生すること
といった問題点を避けられるという利点があります。
しかし、こうしたメリットがあるにもかかわらず、家庭用水力発電機はまだ十分に普及していません。
そこで私たちは、この家庭用水力発電機を広く普及させるための方法について考えました。
私たちが考えた家庭用水力発電を普及させる方法
①水力発電機の設置費用の補助金を出す
家庭用発電機を家庭で設置するには約30万円から50万円程度の設置費用がかかります。これは消費者にとって、手を出しにくい価格です。太陽光発電には補助金の制度があるので、水力発電にも補助金を出すと良いと考えました。
②太陽光発電とセットで販売する
水が溜まる部分の下にソーラーパネルを設置し、雨天時は雨水を貯めて水力発電、晴天時はソーラーパネルを利用した太陽光発電とし、ソーラーパネル+小型水力タービンのセット商品や、家庭向け再エネ“複合ユニット”として販売することで、お得な選択肢として、認知されると考えました。
③設置を簡単にする
家庭用水力発電機が普及しない理由のひとつに、設置工事の手間や専門知識の必要性があります。そこで、雨桶にはめ込むだけ、庭の小川に置くだけなど、「簡単に設置できる水力発電キット」を開発・普及させることが重要と考えました。
④発電した電気量を見て楽しめる仕組みを作る
スマホアプリで発電量がグラフで見られる、SNSで発電量を共有できるサービスなどどのくらい発電できているのかが体感できると満足度が高まると考えました。
⑤学校や自治体と協力して認知度を上げる
家庭に普及させるためには、まず人々に知ってもらう必要があります。学校での理科教材としてミニ水力発電キットを採用、自治体のエコイベントで体験コーナーを設置など身近に体験してもらう機会が必要だと考えました。
⑥災害時の非常用電源として広める
日本は自然災害が多いため、「停電時でも雨が降れば発電できる」という家庭用水力発電は防災時に強く、その強みを広めると広まりやすいと考えました。