火力|Re-Architect

火力

火力発電とは...?

火力発電は、石炭や石油、天然ガスといった燃料を燃焼させ、その熱で水を蒸気に変えます。その蒸気の力を利用してタービンを回し、発電機で電気を生み出す仕組みです。

火力発電のメリット

メリットとして考えられる物は全部で3個あります。それは、

①安定して発電が可能

②エネルギー変換効率がよいところ

③出力調整が柔軟に行える

これらについて理由も混じえながら説明します。

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①安定して発電が可能

火力発電は、発電所で石炭や石油、天然ガスなどの燃料を燃やして、そのエネルギーで電気を作る仕組みです。燃料があればいつでも安定して電気を作れます。

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②エネルギー変換効率がよいところ

水力発電はエネルギーの変換効率が約80%と高く効率が良いです。しかし、水力発電は天候に左右されるため安定して電気を供給するのが難しいです。そのため、実用面を考えると火力発電が一番優れていると言えます。

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③出力調整が柔軟に行える

日本では夏と冬にエアコンの使用が増えるため、季節ごとに電気の使い方に大きな差があります。火力発電は出力を自由に調整できるため、急に電気がたくさん必要になってもすぐに対応でき、電力不足を防げます。一方で、太陽光や水力などの自然エネルギーも出力の調整はできますが、天気や気候によって発電量が大きく変わるため、急な電気の増加に対応しきれません。

火力発電のデメリット

一方でデメリットとして考えられる物は全部で3個あります。それは、

①温室効果ガスを排出する点

②燃料の時給が難しいこと

③資源は有限のため枯渇の恐れ

これらについて理由も混じえながら説明します。

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①温室効果ガスを排出する点

大気中に温室効果ガスがたくさん出ると、地球全体の平均気温が上がり、地球温暖化が進んでしまいます。環境省のデータによると、2020年度の日本の温室効果ガス排出量のうち、約84.1%(9億6,700万トン)がエネルギー起源の二酸化炭素、つまり火力発電などから出るCO2だと分かっています。

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②燃料の自給が難しいこと

化石燃料を海外からの輸入に頼っていると、国際情勢の変化によって価格が急に上がるリスクがあります。実際に、2022年2月に始まったロシアとウクライナの戦争の影響で、日本でも電気代やガソリンの価格が大きく上がりました。

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③資源は有限のため枯渇の恐れ

化石燃料は、地球が何百万年もかけてつくった限りある資源で、いつかはなくなってしまうものです。それに対して、太陽光や風力を使った発電は、自然の力を利用するので、資源がなくなる心配がありません。こうした発電方法は、ずっと使い続けられる「持続可能なエネルギー」と言えます。

火力発電の課題

以上から火力発電は安定して電気を供給できるという大きなメリットがありますが、さまざまな問題も抱えています。まず、発電のために化石燃料を大量に燃やすことで、温室効果ガスが多く排出され、地球温暖化を進める原因となっています。さらに、化石燃料は限りある資源で、いつかは枯渇してしまいます。また、日本は燃料の多くを海外からの輸入に頼っているため、国際情勢の変化によって価格が高騰し、家計や経済に大きな影響を与えるリスクもあります。こうした点から考えると、火力発電はこれからの時代にふさわしい発電方法とは言えず、環境にやさしい再生可能エネルギーへの転換が求められています。