トップ/デジタルとアナログとは
 
 
 なぜ、アナログよりデジタルの方が正確に通信できるの?
 アナログデータは、波形そのものに雑音が入ります。すなわち、雑音が入ったら取り除くことは難しくなります。デジタルデータは、1と0という波形に雑音が入ります。1が0.9になろうが0.8になろうが1、0が0.1になろうが0.2になろうが0とすれば、デジタル信号はノイズの影響が受けにくく正しい情報を伝達することができるのです。
 アナログ技術は必要なの?

 アナログ技術は必要ないかのようですが、現代の産業においてはとても重要です。車の制御だとかいろいろなものは、デジタルで処理できない物がたくさんあります。デジタルに変換してメリットのあるものはデジタル化すべきですが、全てがデジタル化できるわけではありません。

 アナログはなんで劣化するの?
 アナログは、外部からの雑音などの影響を受けやすいため劣化してしまいます。また、音楽などを録音するときに録音機材が電源や蛍光灯などからも音を拾ってしまい雑音が入ることも、劣化に繋がってしまいます。
 デジタルは良い所ばかりなの?
 ほとんど良い所ばかりですが、デジタル信号を扱う場合では量子化の規格が精度の限界であり、これより誤差を小さくすることはできなかったり、デジタル信号を処理する回路は複雑であったりなどの欠点もあります。
 アナログに良い所はあるの?
 アナログ信号を扱う機器の精度をあげることで誤差を小さくすることができたり、アナログ信号を扱う回路は簡単であるなどの利点があります。