天気のひみつ日本の天気のひみつ天気のトリビア
天気図に挑戦観察しよう予報にチャレンジ
ディスカッション
復習クイズ天気記号クイズ天気図クイズ
サイトマップサイトプロフィール利用引用情報E-mail
ホーム>>天気予報のひみつつ
  • 予報の歴史
  • 昔の予報
  • 予報の雑学

 各地の気象情報は陸・海・空から採取します。

■陸上
 日本の各地に、気温・降水量・日照時間・風向風速・積雪の深さを計測するアメダスと、マイクロ波などを計測する気象レーダーが設置されているので、それらを使って各地の気象状況を調べます。

■海上
 水温・塩分濃度・流向・流速・風向・風速・日射を計測する海洋気象ブイと、海底地形・水温・塩分・水・海流・波浪・気象を観測する気象観測船が、日本の周りの海で観測を行っています。

■上空
 ラジオゾンデ(気温・湿度・気圧)等を使い、観測します。全国の約18箇所で、通常1日に2回(8時30分・20時30分)飛ばされ、上空30kmまでとばしながら測定します。台風接近時などは、1日に最大4回飛ばすことがあります。最近では、気象衛星ひまわりによる宇宙からの観測も行われています。

 集められた情報は気象庁へと送られます。その情報を、気象資料総合システムを用いて整理します。

 地球を細かい区分にわけ、それぞれの地点での気象データを求めます。不足した観測データを計算で補いながら、すべての区分にデータを与え、現在の地球の大気の状況をコンピュータ上に数値で再現し、数値予報を行ないます。この時の計算はスーパーコンピューターで行われ、短時間で多くの計算処理をします。

 数値予報の結果を利用しやすい形にするために、数値予測の結果と実際の天気の過去の膨大な統計的なデータから、具体的な天気予報にする作業をします。

 予報は予測する期間により、短期予報、週間予報、1ヶ月予報、季節予報などに分けられ、新聞やテレビなどの各メディアを通して情報を公開します。