結婚へのハードル
仕事と育児の両立
待機児童の解消
マタハラを考える
イクメンのすすめ
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ここでは「マタハラを考える」について説明します。
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政府の政策が進んで、お母さんがあたりまえに働ける未来が来ることを信じています!
そうですね、そしてその未来にはもっと発展した日本が見えてくることでしょう!また、せっかく就職したなら、長く働き続けたいですよね。しかし今、妊婦さんや出産したお母さんに対して嫌がらせをするというマタニティハラスメントが大きな問題となっています。
嫌がらせ!?出産後や妊娠している時なんて、特にデリケートな時期だってお母さんがいっていたよ。そんな時に嫌がらせを受けたら、赤ちゃんにも影響が及ぶんじゃないかな?
実際にそのような事態は起こっています。
妊婦さんが精神的、肉体的ダメージを受けることで、そのお腹の中の赤ちゃんに、発育、成長を妨げるなどの悪影響が及ぶ危険性があるのです。
では、マタニティハラスメントがどのようなものなのか、学んでいきましょう。
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少子化にもつながる!?マタニティハラスメント
どういうことをいうの?
マタニティハラスメントとは、職場内で妊娠や出産した女性に対して、精神的・肉体的な嫌がらせをする行為を指す言葉です。略してマタハラとも呼ばれています。
例:
・妊娠中や産休明けなどに心無い言葉を言われた。
・妊娠・出産がきっかけで、解雇や契約打ち切り、自主退職への誘導等をされた。
・妊娠中・産休明けなどに、残業や重労働などを強いられた。
マタハラの実態
日本労働組合総連合会が2013年5月に行った「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査」では、職場でマタハラをされた経験はあるかという質問に対して
25.6%
の女性があると答え、これは2013年に行われた調査のセクハラを経験したという女性の17.0%を大きく上回っています。
マタハラの認知度は2013年から2014年の間に20.5%から62.3%に飛躍的な上昇をみせていますが、
世間で知られているセクハラよりも、あまり知られていないマタハラのほうが被害が多い
のです。
妊婦を守る義務
職場での妊娠・出産を理由として役職の降格や仕事場の環境を悪くするなどは
男女雇用機会均等法で禁止されています。
また、「事業主は、妊娠している労働者が休業の取得、妊娠中の時差通勤などを申し出たことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。」となっています。
妊娠している女性の権利は男女雇用機会均等法や労働基準法で守られています。
しかし、働く女性のうち50.3%が
「産休・育休の権利は法律で守られている」ということを知らない
のも事実です。
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大変だな…。
出産するために会社を休むのは仕方のないことだし、これじゃあせっかく子供を産んでも苦労するばかりだよ…。
このようなことが「あたりまえ」の社会には絶対なってはいけないと思う。
セクハラよりもマタハラの方が被害が多いなんて驚いたよ。それなのに認知度はセクハラより低いんだね。マタハラのことも、妊婦さんが法的に守られていることも知らずに泣き寝入りする妊婦さんもいるんじゃないかな…。
そうですね。では、君たちはこれらの問題に対してどのようにすればいいと思いますか?
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妊娠するということは幸せなことだというイメージがあったので、妊娠が原因で嫌がらせをされたり、会社を辞めなきゃならなくなるなんて驚いた。
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電車の中でも妊婦さんがいたら席を譲るのが当たり前だと思っていた。
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会社側が対応を変えることが重要だと思った。
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妊婦さんが無理して働かなくてもすむように、もっとマタハラの認知度を上げ、また妊婦さんは法的にも守られているということが広く知られるべきだと思った。
そうですね。しかし、自分で法律などを調べることは大変ですね。なので、多くのホームページに記載されている妊婦さんの立場を守るための情報のいくつかをここで紹介していきます。
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妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ(厚生労働省)
ここは妊婦さんは自分がどのように守られるのか、企業はどのように女性を守らなければいけないのかについて、両方の立場から詳しく説明されています。
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働くみんなのマタハラ手帳(日本労働組合総連合会)
マタニティハラスメントとはどのようなものか、自分を守るにはどのようにすればいいか、わかりやすく紹介されています。どなたからでも自由にダウンロード出来るようになっています。
妊婦さんだけでなく、会社の人たちにも男女関係なくこのことがもっと知られて、マタニティハラスメントがもう起こらないようにしていけたらいいな。
妊婦さんに対しての嫌がらせなんて、絶対起こってはいけないことだと思うな。子供を産むために仕事を辞めなきゃいけないのなら、働く人口は減るし、不況にも繋がるし、少子化も進むいっぽうだよ。マタハラをなくすことは、企業全体が取り組むべき課題だと思ったよ。
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次は「イクメンについて」説明します。
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