物理
電気の分野を学びました。生徒は物理に限らずどの授業でも一人一台ノートパソコンを持って授業を受けていました。物理の授業では、実験を行った後、実験データをすぐにパソコンに入力してまとめたり、教科書や授業のプリントを画面上で読んだりしていました。
8月5日 実験 calibrating a thermistor サーミスタの目盛定め
8月6日 実験 抵抗の直列接続と並列接続
8月10日 座学 オームの法則、抵抗率、消費電力、抵抗の直列接 続と並列接続、計算
8月12日 実験 回路とヒューズ、演示実験power dissipation 消費電力とKK
8月13日 座学 voltage divider,レオスタット、内部抵抗emf qnd intrnal resistance of a power
pack 電源装置の起電力と内部抵抗(実験)、演示実験
授業風景
化学
彼らは10年生(日本の高校一年生)のIB ChemistryとPre-IB Chemistryという2つの化学の授業を受けました。10年生の授業では、原子の構造を学びました。これは日本ですでに習っていた内容で、事前研修にて専門用語の英語も確認していたので理解できました。しかし、途中で質量分析器という聞いたことが無い装置の説明が入り、その原理を英語で理解するのにとても苦労しました。科学の知識がどのような技術に応用されているのかという点に日本の授業よりも注目していました。11年生の授業では、化学反応のエネルギーについて学び、実験も数回行いました。
授業風景
授業その他
理数系だけでなく英語や中国語の授業も受けました。11年生の英語の授業では「異邦人」を10年生の授業では「ハツカネズミと人間」を読みました。どちらも本をすでに読んだということを前提に、先生が早口で話すので、理解不能でした。日本の国語の授業との違いは、生徒の活発さでした。オーストラリアの生徒は、先生の問いかけに積極的に答えていて驚かされました。中国語の授業では中国語を話せるバディに手伝ってもらって、Eメールを書きました。
上記の記事は2015年11月にKAMIとTAKO(取材当時高校1年生)に取材しました