|
なぜ子供の貧困問題が起こってしまうのでしょうか。その原因はいくつかありますが、主に「子育て世代全体における貧困化」が挙げられます。
|
|
|
|
|
|
みなさんは「ワーキングプア」という言葉を知っていますか?
「働く貧困層」ともよばれます。 ワーキングプアとは長い労働時間と低い賃金、生活保護以下の収入で暮らす人たちのことです。働いているにも関わらず収入が少ない、ということで隠れた労働問題となっています。 |
●なぜ増加しているのか?
理由として、日本の企業が「正社員」を減らしていることが挙げられます。
バブル経済が崩壊し、長引く不況の中で企業が生き残るために、コストのかかる正社員の数を減らして人件費の安いアルバイトなどを雇用した方が、人件費は削減できるのです。
また、公務員でも非正規化が進んでいます。保育士をはじめ、身近な公共サービスを担う公務員の地方公共団体での非常勤職員などは60万から70万人にも上り、3人に1人が非正規職員との推計もあります。
|
|
出典:「非正規雇用の現状と課題」(厚生労働省)より「正規雇用と非正規雇用労働者の推移」(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000103648.pdf)のグラフを加工して作成
|
では次に、一人親世帯の就業状況を見てみましょう。
母子世帯では8割以上の人が働いていますが、非正規雇用の割合は5割近くになっています。世帯収入もかなり低く、ワーキングプアの状態であることが分かります。
|
|
出典:「平成23年度 全国母子世帯等調査結果の概要」(厚生労働省)PDAファイルより引用(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/boshi-setai_h23/dl/h23_28.pdf) |
|
|
|
|
|
|
「大変だなぁ…」なんて思ってるそこの君!決して他人事ではないぞ!もし、あなたの親がリストラされてしまったら?再就職しようとしても、30歳後半からの就職は難しいそうじゃぞ。皆にとっても、決して無関係な世界ではないのだぞ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
↑TOPへ |
■■次は一人親世帯の増加について説明します |
←BACK・戻る |
NEXT・次へ→一人親世帯の増加へ |